ゲンキ史上、一番たくさん歩いた日

今日のゲンキは、生まれてから一番たくさん歩いたに違いない。


午前中はリトミックへ。
いつも通り、レッスンに参加した後、
リトミック仲間のココちゃんとなっちゃんと一緒に、経堂の子育て総合センターへ。
リトミック教室から子育てセンターは、目と鼻の先。
なのに、ココちゃんとなっちゃんは行ったことがないという。
こんなに近くにあるとは知らなかったらしい。
何度もセンターに行っているゲンキは、バギーに乗りながらの移動中、ちょっと先輩の顔をしていた。
が、到着したら、ココちゃんもなっちゃんも元気いっぱいに遊び出す。
おーい、ゲンキ、出遅れてるぞ。


ゲンキは庭の汽車ポッポの遊具が気になって仕方ないらしく、
「ぽっぽ!ぽっぽ!」と外へ行こうとするので、
ココちゃんとなっちゃんのお母さんが登録手続きを終えたところで、ゲンキを連れて庭に出た。
すると、庭にいるゲンキを窓の向こうで発見したなっちゃんが「あっち!」と指をさしている。
結局、なっちゃんもココちゃんもお庭に出てきて、お昼ご飯の時間まで3人で遊んでいた。
こうやって3人で遊ぶのは初めてだけれど、4月から同じ教室でリトミックを習っているので、
既に3人とも仲間意識があるらしい。
センターに遊びに来ている他の子たちには目もくれず、誰かが移動すると一緒に移動して遊んでいる。
お昼の時間も、3人ともおとなしく同じテーブルに座って、楽しそうにご飯を食べていた。
ちゃんとわかってるんだなあ。


昼食をはさんで、室内で引き続き遊ぶ3人。
ココちゃんとなっちゃんは、ボールプールが気に入ったようで、しばらくボールに埋もれて遊んでいた。
おままごとをしたり、ビニールのカバさんに乗ったり、他のお友達も一緒に汽車のおもちゃで遊んだり。
そうこうするうちに、お昼寝の時間が迫ってきたココちゃんが帰る。
ココちゃんは、ゲンキに負けないくらい規則正しい生活をしていて、
毎日午後2時から4時まできっちり2時間お昼寝をするらしい。
ちゃんと時間までにお家に帰らないと、大変なことになるそうだ。
ココちゃんに続いて、なっちゃんもお帰り。
といっても、お母さんが「ナツ〜、帰るよ〜」と声をかけてから30分も粘っていたけれども。
「お母さん、帰っちゃうよ〜」と言われても「うん、いいよ」と普通に遊んでいるなっちゃんが面白かった。
なっちゃんは、もう普通におしゃべりできるので、お母さんとのコミュニケーションが完璧に取れている。
アイちゃんもそうだけれど、女の子って本当に成長が早いなあ。


なっちゃんが帰ってしまうと、ちょっと寂しくなったらしいゲンキ。
しかし、帰る気配はない。
が、午後2時を回って、絶対に眠い時間なので、足取りが怪しい。
とりあえず帰る支度をして、お庭の汽車ポッポに再び誘い出す。
しばらく汽車ポッポで遊んで、無理やりバギーに乗せる。
「ぽっぽ〜、ぽっぽ〜」と泣くゲンキ。
このグズりは、紛れもなく眠いグズり。
なので、気にせず出発。


経堂の商店街に気になるカフェがあったので、ちょっと探検してみたかった母Y。
あれ〜、おかし〜な〜、ないな〜、もっと先かな〜。
と、どんどん歩いているうちに、ゲンキ就寝。
目的のカフェは結局見つからず、もう1軒ちょっと気になっていたカフェを偶然見つける。
あの〜、ベビーカーでも入れますか?
「何台ですか?」
ギリシャ彫刻のようなキレイなお姉さんに冷たく言われる。
1台ですけど、寝ているのでご迷惑はかけないと思います。
「1台ならいいです。一番手前のテーブルにして下さい」
どうやら子連れは歓迎されないカフェらしい。
でも平気。ゲンキが迷惑をかけることはないという自信がある。


先客の1人も帰って、お客はウチの1組のみになった。
ここは、パンもお菓子も全部手作り。野菜は有機野菜。
せっかくだから、しっかり食べよう。
タンドリーチキンのマフィンサンド、じゃがいもとコーンの冷たいポタージュを頼む。
シンプルで薄味。とても美味しい。母Y好みだ。
ゲンキに目覚める気配がないので、デザートにさくらんぼのタルトを頼む。
これまた美味しい。バターたっぷりで、授乳中はとてもじゃないけど食べてはいけない禁断の味だ。
おとなしく寝ていてくれたゲンキのために、手ごねパンをテイクアウトして店を出る。


ゲンキは1時間きっかりで、経堂駅に着いた時に目を覚ました。
そのまま、成城学園前まで電車に乗って、駅ビルのコルティでおむつ換え。
隣室の「おでかけ広場」でしばし遊ぶ。
ゲンキッキ、お腹すいたでしょ。おやつにバナナ食べる?
「ば!ば!(バナナ食べる!)」
あ、やっぱり。じゃ、ここは飲食禁止だから、屋上のお庭に行こうね。
電車が見える席で、おやつのバナナを食べるゲンキ。
そこに、同じ誕生日のお友達、リサコちゃんがやって来る。
リサコちゃん母のユミさんに、コルティにいるよ〜とメールをしたら、
夕方のお散歩で出てきてくれたのだった。
リサコちゃんと会うのは、ゴールデンウィーク以来だったけれど、2人ともちゃんとお互いを覚えている。
すぐに2人で追いかけっこをして遊び始める。
それから1時間以上、庭を駆け回って遊ぶ2人。
ユミさんは夕飯の支度があるというので、一緒に1階まで降りて別れる。


バギーで帰宅したものの、物足りなさそうなゲンキ。
荷物を下ろして、商店街を散歩。
結局、7時過ぎまで歩き回って遊んだ。
子供って、こんなに動けるものなんだ。
ていうか、母は疲労困憊です。
夕飯を食べさせて、電池切れ。
8時過ぎに仕事が終わった父Jにお風呂を頼み、寝かしつけてもらう。
これからもっと歩くようになるんだろうなあ。体力つけないと。