児童館で歯科指導、ゲンキ・バスに乗る

今日も午前中から忙しい。


まず母Yが区民検診結果を聞きに保健センターへ。
やせすぎ、低コレステロールで注意。
中性脂肪もことごとく低い。
父Jのメタボリック防止食が、母Yに打撃を与えていることは疑う余地もない。
コレステロールって、低すぎてもダメなんだ。
血管が破れやすくなるので、脳溢血とかヤバイらしい。
ただでさえ偏頭痛持ちなのに、不安な要素が増えるじゃないか。
栄養士さんに相談すると「あなただけ、毎日卵食べればいいじゃない」とアドバイスされる。
明日から、毎朝味噌汁に温泉卵を落として食べることにしよう。
卵好きなのに食べられない父Jの目の前で、卵入りの味噌汁を食べるのは気が引けるなあ。
ほんと、すみません。


霧雨の中、ダッシュで帰宅。ゲンキを抱っこして児童館へ。
今日は歯科衛生士さんの歯磨き指導。
実際に、ゲンキの歯を磨いてもらう。
生後5ヶ月で歯を削って以来、歯医者さんが大の苦手のゲンキは最初から最後まで激泣き。
とりあえず、茶渋以外の問題はなし。
大人用の歯磨き粉を使って磨けば茶渋は取れるそうだが、
まだうがいができないゲンキに大人用歯磨き粉をを使うのは抵抗があるので、しばらく我慢。
使うとしてもほんの少量だし、ガーゼでふき取ればいい、と言われたが、やっぱり気になる。


歯磨き指導の後、おもちゃの部屋で遊びまくるゲンキ。
しかし、既にお昼を過ぎている。
ゲンキッキ〜、お昼だよ〜、ご飯食べに帰ろうよ〜。
まるで無視。むう。
ゲンキッキ〜、かぼちゃのパン食べに帰ろう〜。
がしゃっ。すたすたすた。
おもちゃを箱に片付けて、速攻で玄関に急ぐゲンキ。
そうか、具体的に食べたいものを言えば反応するのか。
ひとつ覚えたぞ。


帰宅後、かぼちゃ食パンを3枚平らげ、2時間たっぷり昼寝する。
雨があがっていたので、恒例の夕方散歩。
駅裏のバス停に行って、バスを見る。
毎日見ても、飽きないらしい。
2台連なって止まっているバスを行ったり来たりしながら見るゲンキ。
「バスが好きなのか〜い?」
2台目のバスの運転手さんが降りてきて、声をかけてくれる。
ええ、もう毎日ここで1時間くらいバス見るのが日課なんですよ。
「そんなに好きなのか〜。坊や、まだお客さん来ないから乗ってみる?」
えっ、いいんですか。
「どうぞどうぞ」
ものすごくフレンドリーな運転手さん。とても若くて、まだお兄さんだ。
お言葉に甘えて、バスに乗せてもらう。
「運転席に座ってみてもいいよ〜」
ええっ。そんな。ほんとですか。
母Yのほうが緊張してどうする。座るのは母Yじゃないぞ。
ゲンキッキ、こんな機会、滅多にないぞ。ありがたく座らせてもらおう。
運転席に座らせてもらい、ハンドルを目の前にして、何が起こったのか理解できず、固まるゲンキ。
「帽子もかぶっていいよ〜」
運転手さんが帽子をかぶせてくれる。ますます固まるゲンキ。
しばらく固まった後、手を上に上げて「降りる」のポーズ。
もういいのかい。なんてもったいない。まだ、このすごさがわからんのだな〜。
でも、いい経験させてもらったね。よしよし。


運転席から下ろすと、座席の後方へとっとことっとこ移動。
一番高いステップに立って、車内を見渡して、笑顔。
そうか〜、バスの中をゆっくり見たかったのか。
窓の外を指さしたり、ステップの点滅ランプを触ったりして、満喫するゲンキ。
無人の座席に座って、ますますご機嫌。
そうこうするうちに、だんだんお客さんが乗り込んでくる。
ゲンキッキ〜、そろそろ発車時間が近づいてきたから、降りようか。
首を振って、泣きそうになるゲンキ。
ゲンキッキ、このバスは渋谷に行っちゃうんだよ。
お父さんから離れちゃうよ。お父さん待ってるから帰ろう。
「ばば!ばば!(バス乗る!バス乗る!」と泣きべそをかくゲンキ。
とりあえず抱っこして、運転席に挨拶に行く。
本当にありがとうございました。
バスが出発すると泣いちゃうと思うので、このまま降りてバスから離れます。
運転手さんにおじぎをして、手を振るゲンキ。
「楽しかったかい?また会えるといいね〜バイバイ」
どこまでも優しい運転手さんなのだった。


このバス路線は、東急バスなのだけれど、
この間、サチエ&リュウ馬事公苑に行った時も、運転手さんがすごく親切だった。
「渋谷行きのバスより、こっちのほうが馬事公苑の近くまで行きますよ」
と停留所の名前まで教えてくれて、ベビーカーの上げ下ろしも手伝ってくれた。
しかも「降りる時の事故が一番多いので、停留所で止まっても動かないで下さいね。
お手伝いしますから」と言って、わざわざ運転席から降りて、手を貸してくれたのだ。
子供を抱っこしていて身動きが取れないのに、バスが混雑していると
「詰めて下さい」とマイクで言い放つ小田急バスとは、えらい違いだ。
馬事公苑の時は、運転手さんの名前を見る余裕がなかったが、
今回、ゲンキをバスに乗せてくれた運転手さんは、弦巻営業所の高野さん。
本当にありがとうございました。
写真こそ撮れなかったけれど、いい思い出がまた増えたね、ゲンキ。