そろそろ堤防決壊、散髪、新しい絵本

最近のゲンキは、とにかく喋る。
もっぱら宇宙語で、歌まで唄う。
よく聞いてみたら、結構日本語に近づいてきているではないか。


今日は、散歩中に「じった!じった!」と指をさすので、振り返ったら自転車がいた。
おむつ換えをしていて「じっぱ!じっぱ!」と言うので、何かと思えば、
「順番、順番」と言っているらしく、右足と左足を順番におむつに通していた。
気がついたら、手を振りながら「ばいばーい」」と言っているし、
お返事の時も手を上げながら「あーい」と声を出して返事するようになった。
前は、手を上げるだけだったのに。
時々「あいぃ〜」とも言う。
母Yがよく「あいよ〜」と返事をするので真似しているらしい。


こんな具合に、この1週間で、言葉とおぼしきものが猛烈に増えてきた。
なかなか喋らなかった子は、話し出したら止まらないという。
いよいよゲンキのおしゃべり堤防が決壊するのか。
宇宙語のペースで喋るようになったら、相当うるさいぞ。


朝食後、父Jが仕事に入る前に、ゲンキの髪を切ってくれた。
連日の暑さで、おでこから汗を流しているゲンキが気の毒でならなかったので、とても助かる。
寝ながら猛烈に頭や首をかいていたので、あせもになりやしないかと心配だったし。
「失敗したら、速攻で床屋に行って坊主にしてもらおう」と言っていた父Jだが、
はさみ2種とレザー付きコームを駆使して、まるで美容院に行ったような仕上がりに。
持つべきものは、手先の器用なお父さんだな、ゲンキ。
母Yがやったら、血だらけだぞ。


夜は、父Jの仕事のお客様が早めにお帰りになったので、
久しぶりにお風呂と寝かしつけをお願いした。
父Jの寝かしつけは、先週も2日ほどチャレンジして成功済み。
今日で3回目だったが、母Yが部屋から出ようとすると大泣き。
そのまま襖を閉めても泣いているので、やはり部屋に戻ろうとしたら、1分経たずに泣き止んだ。
なんだ、大丈夫じゃないか。そのまま父Jの夕飯の支度をする。
後で父Jにどうやって泣き止ませたのか聞いたところ「夕焼け小焼け」を延々と唄ったらしい。
子守唄は、父が唄っても効果があるんだなあ。


今日、母Yの高校時代の友人タカちゃんから絵本が届いた。
『でんしゃでいこう』、『うしろにいるのだあれ うみのなかまたち』、
『バルンくんとおたすけ3きょうだい』の3冊。
どれも楽しい絵本ばかりで、母Yも大喜びだったのだが、
ゲンキは、とにかく『でんしゃでいこう』に夢中である。
包みを開けて速攻で2回も読まされた。相当気に入ったらしい。
昼寝から起きた後は、自分で読んでいた。
図書館から借りてきた新幹線の図鑑も毎日見ているし、本当に電車好きだ。
早くロマンスカーの展望車に乗せてあげたいなあ。