さらに怪獣化 - ゲンキニッキ

発疹が、ますます広がっている。
顔はちょっと落ち着いてきたが、お腹は真っ赤だし、手足にも出てきた。
発疹といっても、ひとつひとつはピンク色の小さなそばかすみたいなもので、
本によれば痛くもかゆくもないらしいが、見ていると痛々しい。
今日のゲンキのグズりぶりは、昨日よりひどかった。
根拠はないが、発疹の度合いと機嫌が比例しているような気がする。
今日は食事もほとんど食べず、水分も取らず、ひたすら絶叫泣き。
おしっこはしっかり出ているから、まだ脱水の心配はないだろう。

気分転換にと思い、午前中に成城のさくらフェスティバルに連れて行ってみたが、
途中で泣き始める。
バギーで泣くなんて、ほとんどなかったのに。
眠くて泣いているのかと思ったが、だんだん泣き声が大きくなってきて、
通りすがりの人に「かわいそうに〜」と言われるほどに。
やむを得ずゲンキを抱っこして、バギーを押して帰る。
これも初めての経験だ。
抱っこで泣きやんだが、眠いそぶりでクタっと寄りかかっているので、ますます重い。
帰ってもグズグズでご飯も食べず、また母Yの腹の上で寝る。
その間、時間がもったいないので、黙々と新聞と文庫本を読んだ。
本を読む時間ができるのは、悪くない。

昼寝から目覚めてからもグズグズは続いているので、抱っこで近所を散歩。
多少は気分転換になったかと思ったが、家に帰ればやはりグズグズ。
冷凍しておいたホットケーキ（ミックスベジタブル入り）を少し食べるが、
「ば！ば！」とバナナを要求され、食べさせる。
発疹が出て以来、ゲンキの主食はバナナになってしまった。
何回かに分けて、バナナを1日2本食べている。
食べないよりはマシだが、このまま偏食になったら困るなあ。

不調のせいか、泣きすぎのせいか、夕方早い時間には眠くなるらしく、また大泣き。
午後6時過ぎには布団を敷いて寝かしつけて、7時過ぎに寝ついた。
いつ起きるかわからないので、そばについてまた本を読む。
ずっと読み損ねていたハリー・ポッターの第6巻を上下巻とも読破できたのは、
怪我の功名というべきか。
うむ、せっかくだから、ゲンキが不調の間は未読の本を読むことにしよう。