傍若無人

突発性発疹のせいで絶叫泣き怪獣と化したゲンキの傍若無人ぶりは、今日も続く。
1日でおさまる子もいると聞いたが、ゲンキには当てはまらなかった。
今日もひたすら抱っこの1日。
よほど具合が悪いらしく、抱っこしているとすぐクタっとなって頭をスリスリしている。
眠ったなと思って母Yが座ると途端に泣きわめくので、うっかり座れやしない。
深く寝入ったところを見計らって、布団に下ろそうとすると、たちまち目を開けてまた絶叫泣きするので、
下にも置けない。
こうなると、新生児時代のように、うとうと眠るゲンキを腹の上に乗せて、ソファに寄りかかるしかない。
前はゲンキを乗せながら自分も眠れたが、それができたのは体重が軽かったからだ。
10kgのゲンキを乗せたまま、寝るのはおろか、1時間も2時間も耐えるのはキツイ。
ちょっと動くと起きるので、トイレにも行けやしない。
しかし、絶叫泣きよりはマシだ。
それにしても重い。
だんだん自分が漬物になった気分になってくる。
この重さの分、腹が引っ込んでくれないものか。


それでも、昨夜は朝まで寝てくれたからよかった。
今日の夜は、11時頃に目を覚まして、それからまた1時間近く絶叫泣き。
朝方4時頃、再び目を覚まして、グズグズ泣き。
その間もたびたび泣いて起きるので、まるで寝た気がしなかった。
たまらんなあ。