キーヨと家で餃子の会、パイなしで寝る

キーヨが遊びに来て、手作り餃子の会。
レシピは蒲田の有名店「大連」のものをアレンジ。
父Jが餡を作り、キーヨと2人で包み、父Jが焼く。
その間、おいらはゲンキの子守。新鮮だ。ていうか当たり前だ、母親なんだから。


キーヨ持参の石垣島ラー油(かなり入手困難な貴重品らしい)と美味しい米酢でいただく。激ウマ。
ちなみにおいら、普通の餃子も大概醤油は使わずお酢だけで食べます。
それにしても、久々の父Jの手作り餃子、約50個作ったはずなのに、おいら10個も食べられなかった。
それはなぜか。
ゲンキが、おいらの分まで食っちまったからだ。
てかね、1歳半で餃子10個ってどうなのよ。
食いすぎだろう、どう考えても。
でも食った。普通に。お酢も醤油もラー油もつけずに、しかし皮までしっかりと。
さすがにかぶりつきは無理なので、父Jに小さくほぐしてもらって、まくまくと食べ続けるゲンキ。
最後の1個までがっつり食べた。恐るべし1歳半。間違いなくおいらの血。似なくていいのに。


そして夜。
風呂上りにゲンキが絵本を読んでくれと持ってきたので、膝に座らせて読んでいると、
布団を敷いている父Jのところに行く。
なんだ、もういいのか。
絵本をしまって、寝かしつけの前に台所を片付けようと部屋を出たら、ゲンキが泣き叫ぶ。
あれ、だって、ゲンキが自分でいなくなったのに。
眠くて機嫌が悪いんだな。
気にせず、普通に台所を片付ける。その間、ずっと泣き叫ぶゲンキ。
部屋に戻っても、泣き止まない。というか、寄ってこない。
ゲート前に立って、泣きながら母Yに手を振っている。
なんでバイバイなんだ。ヘソ曲げたのか。
抱っこしても、バイバイを続けるゲンキ。
意味がわからん。
ひとりで寝るの?
「ん」
パイパイ飲まないの?
「ん」
手を振るゲンキ。
え、なにそれ。
ますますわからん。


とりあえず電気を消すが、やはり母Yには近寄らない。
え〜、なんでそんなに怒ってるの?
ゲンキが泣き止むのを待って、話をする。
ゲンキッキ、ねんねするよね?
「ん」
パイパイは?
手を振るゲンキ。
バイバイなの?パイパイと?
「ん」
ていうか、食べすぎでしょ、餃子。
本当に飲まないのね?
「ん」
そんなやり取りを10分ほど続けたが、膠着状態。
父Jに仲裁に入ってもらったが、変化なし。
じゃ、お父さんにねんねしてもらいなさい。
と、母Yが部屋を出ると大泣きする。
ダメだ。
結局、父Jが部屋を出て、母Yが子守唄で寝かしつけ。
ゲンキは布団中をゴロンゴロンと転がりまわり、
ななつのこ」のエンドレスリピートでようやく寝た。
こんなこともあるんだなあ。
つうか、ほんと食い過ぎだって。