じいじとお食事

ウチの親父は、いつも突然やってくる。
仕事とか用事のついでに連絡をよこして、ゲンキの顔を見て帰る。
今日は、新宿で一緒にお昼ご飯を食べることに。


生後9ヶ月にして初対面してから、今日で会うのは4回目。
にもかかわらず、ゲンキがなついているのは血なのだろうなあ。
ご飯を食べさせてもらったり、抱っこされても全然平気。
じいじにスプーンの使い方を教えてもらいながら、がんばって自分でご飯を食べていたのには驚いた。


史上1,2を争う大量のご飯を平らげて、絶対眠いはずなのに、
しばらくがんばって起きていたゲンキだが、バギーに乗せて間もなく爆睡。
その後、「どうしても節句に何か買ってやりたい」と言う親父の意思を尊重して、
五月人形を買いたかったらしいが、この狭い家に父Jのお下がりの鎧と五月人形の両方は絶対に飾れない)
ベランダに立てられる小さな鯉のぼりを買ってもらい、外遊び用のボールを買ってもらい、
更に洋服まで買ってもらってしまった。


親父とおいらの関係は、普通の親子とはかなりかけはなれたものだけれど、
孫を可愛がるじいじとしては、ものすごくありがたい。
何よりゲンキも楽しそうだし。


ゲンキが目覚めた時には、じいじは新幹線に乗るために帰途に着いた後。
目を覚ましてから、じいじがいないことに気づいて「じいじ〜」とつぶやくゲンキがちょっと切なかった。
もうちょっと頻繁に会えたらいいのにね。