父の味

今日は、父Jの足の調子がすこぶるよいということで、夕食にお好み焼きを作ってくれた。
ロック家のお好み焼きは、必ず父Jが作る。
関西出身のせいか、ものすごく美味しい。
今日は、山芋多め粉少なめにしてくれたので、ゲンキにもソースがついていないところを食べさせてみた。
普通に夕食を食べた後なのに、ばくばく食べる。
母Yの分がなくなりそうだったので、父Jが急きょゲンキ用に肉なしのミニお好みを焼いてくれた。
プチパンケーキみたいで可愛いサイズ。
ぺろっと1枚平らげてしまった。
お父さんのお好み焼き、美味しいねえ。
また作ってもらおうね。


夜、お風呂に入っていると、ゲンキが母Yの背中を押し出す。
え?湯船から出ろって?なんで〜。
仕方なく洗い場にあがると、うれしそうに湯船の中を歩き回っている。
浴槽を独り占めしたかったらしい。
これはチャンス!
ゲンキに目を配りながら、速攻でシャンプー〜リンスまで無事終了。
やった〜、もうゲンキが一緒でもちゃんと髪を洗えるぞ〜。
うう、うれしい。


風呂上りのグルーミング後、母Yが大急ぎで顔の手入れをしていると、
ゲンキがぱちぱちぱちと拍手をしている。
見ると、自分が散らかしたグルーミンググッズをすべてケースにおさめて、ふたをしめていた。
自分で後片付けしたんだ。すごいぞ。
積み木も自分でケースにしまうようになってきたし、片付けの習慣が身についてきてうれしいなあ。
今日の朝は、母Yがタオルで窓の結露を拭いていると、チェストを開けて、母Yのハンカチタオルを取り出し、
背伸びして拭く仕草をしていた。
食後に歯ブラシを握らせると、自分で口に入れてもごもご動かす。
お風呂に入るよ〜と言うと、自分で洋服を脱ごうとする。
何でも真似したり、やりたがりの時期が来たらしい。
今からどんどん吸収していくんだろうなあ。
そういえば、この間、おもちゃを足でどかせていたけれど、あれは絶対母Yの真似だ。
いいお手本になるように気をつけなくては。