入院こぼれ話、登園2回目

今日のゲンキは、午前中から保育園へ。
父Jの入院前に、うまくいけば5日で退院できるらしいとのことだったので、
退院の付き添いができるように、あらかじめ一時保育を予約していたのだけれど、退院見込みは来週に。
父Jいわく「甘かった」。
足の裏は神経が集中しているので、メスを入れると本当に痛いらしい。
以下、父Jの入院こぼれ話。


腫瘍は黄色くて丸くて、マカダミアナッツみたいだった。
断面も、まるでナッツ。
取り出した腫瘍を「ほら、こんな感じですよ〜」と先生に目の前ですぱっと切って見せられたそうだ。
マカダミアナッツ(腫瘍)より、それにくっついていた皮膚が豚足みたいでグロかった」。


手術前、患部に直接麻酔の注射を打たれたのがとにかく痛かったらしい。
しかも4回も。
男性の執刀医と研修中らしい女医さんが和気あいあいと手術。
”ここがこうだから、こんな風になっていてな、さあ、やってごらん”
”わかりましたあ〜”
「何だ、何なんなんだ、その和やかさは〜〜。俺は痛いんだつうの」


夜中、寝ようとすると、向かいのベッドの爺さんがうなる。
どうやら、お通じが出なくてつらいらしい。
「息をひそめていきんでるんだよね。牛の出産みたい。しかも窓全開。マジ寒いっす」。


そんな父Jの入院生活だが、少しずつ慣れてきた模様。
「アルコールも抜けたし、昨夜からストレスゼロになった」という。
どうせなら、退院後もアルコール抜いたらどうですか。
「それだけは勘弁して下さい」と父J。
全然抜けてないじゃないですか。


で、ゲンキの保育園。
朝6時過ぎに起きて、初のお弁当を作った。
つっても、炊きたてご飯にひじきの煮つけを混ぜたひじきご飯と、茹でたブロッコリー
しらす入り卵焼きだけだけど。
朝食の準備を始めた頃にゲンキが起きて、なんとかセーフ。
片手抱っこで支度を続けて、朝食を食べさせる。
出かける準備をしようとしたら、猛烈なグズり。
食後で眠いらしい。
説得しながら身支度を整えて、5分遅れで保育園到着。
先生は2人とも木曜日と同じ先生で、まだ他のお友達も来ておらず、
プレイスペースをのびのび走り回るゲンキ。
先生にも「一昨日と全然違いますね〜」と言われる。
この分なら問題なかろう。
泣かれもせず、母Y退出。


帰宅後、帰りがけに買った朝マックダッシュで食べて、とにかく掃除。
結露を拭いて、布団を干して、隅々まで掃除機をかけて、その合間に電話を3本。
取り込んだ布団類にもパワーブラシで掃除機をかけていたら、あっという間にタイムアップだ。
保育園から直接病院に行けるように、ゲンキのおやつを持って家を出る。
他にもやりたいことはたくさんあったのに、掃除以外何も出来なかったなあ。


時間通りに保育園に着くと、ゲンキはまた先生に抱っこしてもらって遊んでいた。
「今日は全然平気でしたよ〜」。
昼寝も1時間しっかりしたというし、2回目で既に慣れたか。
「でも、お弁当は食べませんでした」
えっ。普通ならお腹が空いている時間帯なのに。
やっぱりご飯は知っている人じゃないとダメなんだ。
うむう、ますます動物的本能だなあ。
結局、お弁当は面会先の談話室で父Jに食べさせてもらった。
ゲンキも嬉しそうだったから、結果オーライだ。


ゲンキがはしゃいで大きな声を出し始めたので、面会は切り上げ。
おむつと母Yの昼食を買って帰宅する。
家に着いたら、またグズグズ。
夕飯もおかずは食べたものの、ご飯は半分残した。
ひどく眠いらしく、母Yの膝から離れないので、午後7時前にはお風呂に入り、
8時前に寝かしつけをして、速攻で就寝。
1日中外出しっぱなしで、疲れたのだろうか。
父Jに会えたほうが嬉しいと思って、保育園と病院を掛け持ちしてしまったが、
まだ1歳のゲンキにはヘビーだったかもしれないな。反省。
明日は、ちょっとゆっくりしようか。