父Jの入院

いよいよ父Jの入院当日。
午前中に入院して、今日の午後には足に出来た腫瘍を取り除く手術を受ける予定になっている。


この腫瘍、結婚当初からあったのだが、父Jは外反母趾だと思っていてずっと放置していて、
ふと気づいたら500円玉大に膨らんでいた。
整体の先生に「腫瘍だから、早く取ったほうがいい」とアドバイスを受けたのは11月だっただろうか。
12月に形成外科を受診したところ、患部が足の裏にかかっているため、入院は必須だという。
早ければ数日で退院できるものの、完治まで3週間かかるということで、
仕事が少ない時期に済ませることにした。


朝食後、グズグズで父Jにまとわりつくゲンキ。
やっぱりわかるのかなあ。
家で見送るつもりだったが、隣駅のバス停まで一緒についていく。
父Jもゲンキも名残惜しそうだ。
お父さんは、痛い痛いを我慢しに行くんだよ。
心配をかけないように、2人で頑張ろうね。


帰りがけ、せっかくなので久しぶりに「おでかけひろば」に寄ってみる。
初対面のお友達2人は、偶然にも同じ月齢。
8月生まれのアミちゃん、同じ9月生まれのカホちゃんと一緒に遊ぶ。
といっても、ゲンキは遠くからニコニコ2人を見ているばかりだったけれど。
相変わらず内弁慶だなあ。


家に着く寸前にバギーで寝てしまったゲンキは、そのまま1時間半もお昼寝して、
午後2時に遅れた昼食を取る。
午前中に出かけたので、午後の散歩はなし。
本を読んだり、おもちゃで遊んだりしているうち、あっという間に夕方。
洗濯物をたたんでいると、まだ畳んでいない洗濯物を運んできてくれたり、
ハンガーを片付けたりしてくれる。
もちろん、邪魔も多いんだけどね。


最近のゲンキは、靴下を自分で履こうとしたり、いろいろ自分でやりたがるようになった。
お正月にあーちゃんにもらった新しい靴を持ってきて、履かせてくれとアピールするので、
靴を履かせると、すぐ脱がせろと足を突き出して、脱がせるとまた履かせろと持ってくる。
どうやら、靴の履き方を覚えようとしているらしい。
おむつ換えの時は自分でシャツをめくって待っているし、
新しいおむつをはいた後は、すぐにズボンを渡してくれる。
お風呂上りのグルーミングでは、まず保湿剤の容器を手にとって渡すし、
次にアロマオイル、髪用のブラシを手に取るあたり、確実に手順をわかっているようだ。
ブラシを自分で持って、ブラッシングの真似までする。
何でもやってもらいたがりだったのに、ゲンキなりに努力しているんだなあ。えらいぞ。


父Jがいなくてグズるかと思ったが、そんなこんなで何とか無事に1日を終えることができた。
父Jの手術も無事終了したと連絡をもらって、ひと安心。
さあ、今日からしばらく母子家庭だ。頑張ろう。