2007年の元旦

あけましておめでとうございます。
今年もゲンキとロック一家をよろしくお願いします。


3人揃って、地味にお正月。
明日の早朝から父Jの実家に帰るので、特にお正月の支度はしなかった。
昨夜、ゲンキを寝かしつけている間に、父Jがなますと田作りを作ってくれたので、
朝起きてからお雑煮を用意したくらい。
お雑煮も、中身は大根、人参、高野豆腐、紅白かまぼこ、いくら、おもちのみ。
伊達巻、みつば、ゆずは省略した。
だしも普通に昆布とかつお節で取っちまったい。
仙台雑煮なのに、寂しいなあ。
お雑煮を1日分だけ用意するのって結構難しい。
あとは、昨日のうちに買っておいた筑前煮と、鴨のスモーク、イワシのオーブン焼きで
適度に正月気分。
ゲンキは、昨夜の大根鍋のレフトオーバーで、大根や人参、しめじなどをもりもり食べる。
とりあえず、彩りは紅白でめでたいってことで。


お正月の食事を済ませた後、近所の神社へ初詣へ。
小さな神社だけれど、さすが元旦の午前中だけあって、絶えず人が訪れる。
ゲンキを抱っこしながら家族揃って拝んで後ろを振り返ったら、参拝待ちの列が出来ていた。
ひえ〜、お待たせしてすみません。


帰り道、1年で1番人通りの少ない商店街を散歩していたら、
紫のリボンをつけた集団が向こうから歩いてくる。
なんだ、なんだ、なんなんだ。
ほとんどが中高年の男女、一部に子供。
30人くらいだろうか。
みんな、もくもくと歩いている。
何かの宗教ですかね?
と、父Jにこっそり囁いたら、最後尾にいたスタッフらしいおじさんが、つかつかと近寄ってきた。
えっ、えっ、聞こえた?
すみませんすみません悪気はなかったんですほんとです〜。
心の中で口早に謝っていると、おじさんにいきなり小箱を握らせられる母Y。
「本当はまだ配る時間じゃないけど、ぼっちゃんが可愛いからあげる」。
手を開くと、3cm四方くらいの薄い箱。
そのまま去っていくおじさんと集団。
なんだ、なんだ、なんなんだ。
通りすがりのおばさんに「あの人たち、何なの?」と聞かれる。
知りません知りません。


とりあえず、箱の中身を空けてみる。
紫色の紐に、金色の鈴と緑の飾り。
あれ、根付けだ。
緑の飾りをよく見ると、いのしし。
今年の干支じゃないか。
裏を見てみる。
「2007年区民元旦歩こう会」。
そんな会があったのか。
「もしかして、午前0時から歩き続けてるのかねえ」と父J。
う〜む、だったらすごい。
ていうか、根付けでよかったよ。
変な種とかが入っていたら、どうしようかと思った。
ありがたくいただいて、さっそく携帯に付けてみました。


軽くお昼ご飯を済ませてから、近所の大叔母宅へ新年のご挨拶へ。
今年103歳になる大叔母は、相変わらず元気。
手を叩いたり、「ばあ〜」と言ったりして、ゲンキをあやしてくれる。
ゲンキは、鳥好きのT叔父と窓辺に並んで座って、庭に遊びに来る鳥を観察。
餌のリンゴをついばみにくるメジロムクドリに大喜びしていた。
ウチには庭がないから、ゆっくり鳥を見る機会なんてないもんね。
その間、新年のおもてなしをうけて、すっかり満腹の親2人。
ゲンキも、おやつに果物(リンゴ、みかん、イチゴ)をたくさんいただいて、ご機嫌で帰宅する。


かなり軽めの夕飯を済ませて、ゲンキのお風呂〜寝かしつけ。
父Jも、明日の長時間運転を控えているので、早めに就寝。
母Yは、いつものように台所の片づけをして、洗濯機を回し、荷造りが終わったのは午前2時過ぎだった。
夜中の授乳をしてそのまま寝る。
さあ、3ヶ月ぶりの奈良だ。