模様替え計画

のんびり屋のゲンキも、手放しで10歩くらいは歩くようになってきた。
そろそろ部屋の模様替えを本気で考えねばならない。


5.5帖の和室がゲンキの活動範囲のすべてで、部屋の3分の1をベビーベッドが占領している。
収納がないに等しい部屋なので、親子3人の洋服やゲンキ関連のものは、
すべて折りたたみ式のボックスに全部収納している。
結果、ゲンキが自由に動き回れるスペースは畳3帖ほど。
本格的に歩くようになったら、運動量が全然足りない。


「やっぱり、何らかの収納家具を買うしかないと思う」と父J。
それしかないですかね、やっぱり。
安全上、重い家具は置きたくないけれどやむを得まい。
本当はイケアまで足を伸ばしたいけれど、ちょっと遠いな。
とりあえず、イケアより遥かに近場のニトリに行ってみた。
一家みんなで初ニトリ
意外といいじゃないか、ニトリ
それなりに品物揃ってるし、ハンズや無印に比べれば全然安いし。


しかし、家で使うものに関しては、結構デザインにうるさい父J。
母Yは器ひとつ買うのにも父Jに相談するのだが、よくダメ出しを食らう。
今回も、それなりに使えそうなチェストがあったのだが、デザインでNG。
やっぱりイケアに行きますかね。


帰りがけ、久しぶりに御歳102歳の大叔母を訪ねる。
ゲンキを見て「まあ、かわいい」とニコニコ。
手を伸ばした大叔母の手をゲンキがしっかりと握る。
1世紀を超えた握手。
毎回、なんだか感動してしまう。


すっかり足が弱った大叔母を世話するため、夜中も隣で休んでいるというY叔母が、
手縫いのおもちゃをゲンキにプレゼントしてくれた。
大叔母に24時間つきっきりで休みもないのに、一体いつ作ってくれたんだろう。
三角形が3個、わっか状に繋がっているおもちゃで、全9面にそれぞれ刺繍がしてある。
しかも、トラック、くじゃく、くじら、らっぱ、、、と全部の絵がしりとりになってるんだよ!
ものすごく手が込んでいて、超かわいい。
ゲンキも夢中で遊んでいた。
よかったねえ、ゲンキッキ、世界に一個のゲンキのおもちゃだよ。
大事にしようね。