吉祥寺0123

ずっと行ってみたかった、武蔵野市が運営する育児施設「吉祥寺0123」。
例によって、サチエの引率により出産仲間たち6組で吉祥寺まで足を伸ばした。
肋骨のヒビは完治していないが、リハビリも兼ねて行ってみることに。


住宅街に忽然とある「0123」は、大きな木造の2階建て。
駅からベビーカーで10分ちょっとの距離かな。
1Fは、広いスペースに木製のすべり台や手押し車などが置いてあって、活発に遊べるフロア。
おままごとスペースや、お絵かき室もある。
床暖房が入っているので、裸足でも快適。
外にはお庭があって、遊具でも遊べる。
2Fは、図書館のようにたくさん本が置いてあり、テーブルや畳で読めるようになっている。
学習室では、飲食も可能。
基本的に武蔵野市民のための施設だけれど、市外在住の親子でも利用は無料。
なんて素晴らしい施設だろう。
東京都内では、武蔵野市が一番子育てしやすい街だと言われているのも納得だ。
吉祥寺に住みたかったなあ。


お昼前に到着したので、先に離乳食&お母さんチームの昼食。
ゲンキは到着前にスリングの中で寝てしまったので、抱っこしながらお弁当を食べた。
みんなが昼食を食べ終わる頃に起きるゲンキ。
いつものことだけれど、どうも集団行動から外れるなあ。
幼稚園に入る頃には、合わせられるようになっているといいけれど。


昼食を済ませた後、1Fに下りて、まずお庭へ。
靴を履いて出てみたが、歩く気分にはならないらしく、しゃがんでしまう。
せっかくだから土の上であんよ練習したかったけれど、無理強いはすまい。
1Fのプレイスペースで、すべり台に挑戦。
はじめはおっかなびっくりだったが、最後には自分ですべり台の階段を昇れるようになっていた。
やっぱりやらせてみるもんだなあ。
すべる時は手を添えないとできないけれど、
次に挑戦する時には、自分でしゃがんですべれるようになるかもしれない。


すべり台の後は、おままごとスペースで黙々と遊ぶ。
プラスチックの鍋や皿を重ねたり、ばらしたり。
最近のゲンキは、スタッキングや物を出したり入れたりすることがブームだ。
初対面のお友達に混じって、ひたすら出したり入れたりを繰り返していた。
そうこうするうちに、もう3時過ぎ。
慌てて2Fに上がって、おやつ(もちろんパンの耳)を食べさせて帰り支度をする。
昼食で出遅れたせいもあるけれど、
せっかくみんなで遊びに行ったのに、ほとんど一緒に遊べなかったなあ。残念。


今回、驚いたのは、昼食の時にみんながお弁当を作ってきていたこと。
お母さんチームは駅ビルでお弁当を買ったのだけれど、子供たちの分はウチ以外手作りのお弁当。
みんな偉いなあ。
お母さんのアヤちゃんが「なかなか食事に集中しない」と悩んでいたレイちゃんは、
もう自分でスプーンを持って、とっても上手に食べていた。
やっぱりお母さんが一生懸命作ってくれたお食事は美味しいもんね。


お弁当だけじゃなく、子供に対する姿勢もみんな立派だなあと思ったよ。
わずか3時間の滞在の中で、リュウとおもちゃ遊びからお絵かき、
絵本の読み聞かせまでしてあげていたサチエ。
カオルさんは、好奇心旺盛なアイちゃんの手を引いて、施設中をあんよ練習。
オクちゃんは、あちこち自由に歩き回るカノちゃんを干渉せずにしっかり見守っている。
ちょっぴりケガをして大泣きしたサヤちゃんを、しっかり抱きしめてあげるモリモリ。
それに比べて、おいらときたら全然ゲンキをかまってあげてないよ。
もっと頑張らなくちゃなあ。反省。


久しぶりにお友達と会えて、いっぱい遊んで、今日のゲンキは本当に楽しそうだった。
早く体調を完全復活させて、もっといろいろ外に連れて行ってあげなくては。
やっぱりバギーは必需品かもしれない。
購入するまでに、ヒビを完全に治さないと。