さらば、おかゆ

昨日で、おかゆ(軟飯)卒業。
今日からゲンキのご飯(お米)は大人と同じ固さになった。


もっとも、かなり前から外食時には母Yのご飯を取り分けたりしていたし、
先月の帰省では、あーちゃんが炊いてくれた栗ご飯をもりもり食べていたのだけれど、
毎日のご飯は何とな〜くおかゆコップで炊き続けていたのだった。
パイレックス製の耐熱コップで、炊飯器に一緒に入れて炊くだけだから、とても楽で。
ゲンキ用には、ほんのちょっとだけ柔らかいご飯を炊いていた。


そのおかゆコップを母Yが昨日の朝、うっかり手を滑らせて割ってしまったのさ。
あ〜、やっちまった〜。
このコップ、ちょっと豆乳をレンジでチンしたりするのに便利だったのになあ。
「卒業の儀式だね」と父J。
そうだねえ、こんなことがなければ、そのまま惰性でコップ炊きを続けかねない。
というわけで、ゲンキ、またひとつ大人の階段を昇ったね。
案の定、何の抵抗もなく、普通にお茶碗1杯平らげました。


夕方の離乳食を準備して、母Yは整体へ。
今年1月に肩を診てもらって以来だから、10ヶ月ぶり。
以前勤めていた会社のおじ様に紹介していただいたのだが、ものすごく腕がよい先生で、
整骨院でも整形外科でも治らなかった腰痛を一発で治してもらって以来、何かと頼りにしている。
簡単に症状を説明して、痛いところを触ってもらって、ひと言。
「あ〜、これはね〜、フゼンコッセツですねえ」
は?
「不全骨折。簡単に言うと、肋骨にヒビ入ってます」
うそ〜ん。どうりで数日経っても治らないわけだ。
昨日の背中の痛みは、ヒビの痛みをかばうために背中に負担がかかってこわばったためらしい。


「肋骨って、アイスクリームのヘラみたいな薄さなんですよ。
 ピンポイントで重さがかかるとペキっといっちゃうんです。
 長いこと授乳してるから、骨がもろくなってたんでしょうね」
そうですか〜。やっぱり咳のし過ぎでしょうか。
「いや、多分お子さんの体重がかかった時にポイントが悪かったんでしょう」
あ〜、そういえば夜中の授乳の時にゲンキが上に乗っかっていた気がする。
スリングに入れている時とか、お風呂上りとか、ものすごい力で蹴られることもあるし。
授乳していてゲンキの体重が乗っかった時に咳をして、急激に力がかかったのかもしれない。
8.5kg、侮れじ。


温シップ、お灸、レーザー光線、テーピングなどもろもろ施してもらって、多少痛みは柔らぐ。
「ヒビ入ってるから、うつぶせのマッサージは無理だなあ」
とはいうものの、横向きになって、肩〜背中のコリをほぐしてもらっただけで、かなりすっきり。
「ちょっと仕掛けしておきましたが、あと10日間くらいかかりますよ」
ヒビ入ってるんじゃ仕方ないですね。
気をつけなければいけないこととか、あるんでしょうか。
「とにかく、お子さんを上に乗せないこと。重さがかかったらダメです。
 あとはあまり意識しないで、普通に過ごして下さい。いずれくっつきますから。
 あと牛乳ね。1日500ccは飲んで下さい。
 授乳中は、しっかりカルシウム摂らなきゃいけませんよ。
 カルシウムは牛乳に限ります」
はい、わかりました。
牛乳は毎日飲んでいたけれど、コップ1杯じゃ足りなかったのか〜。


痛みはしばらく残りそうだけれど、原因もわかったし、ヒビだけで済んでよかった。
今回の教訓。
授乳中のお母さんたちは、添い乳に注意。
牛乳をしっかり飲む。