不調続く

予測通り、父Jの熱は夜になって下がった。
あと一晩、しっかり寝れば復活するだろう。
朝、病院に行って薬をもらってきたけれど、薬より食事で下がったと固く信じる母Yであった。


しかし、昼寝の時にさびしん坊のゲンキを寝かしつけるのに30分近くかかってしまい、
母Yの背中の痛みが悪化してしまった。
今週に入ってからずっと左の側面が痛かったのだが、
咳のし過ぎで筋肉痛になっているとばかり思っていたら、筋肉疲労だったらしい。
側面から背中にかけて完璧にいってしまった。
手も伸ばせないし、上半身をひねるのも痛い。
咳をしたり、鼻をかんでもビキビキに痛い。
日々、8.5kgのゲンキを抱っこしながら、片手で離乳食を作り、トイレにも入っていた。
とうとう身体の限界がきたのか。
そういえば、腰をやって身動きできなくなったのも、ちょうど2年前の今頃だったなあ。
というわけで、明日、急きょ整体に行くことに。
やっぱりお祓いか。


思うように抱っこできないので、母Yが台所仕事をしている間は、
なるべくゲンキをハイチェアに座らせて、母Yの近くで遊ばせている。
ここ数日で、ついに禁断の携帯を解禁せざるを得なくなってしまった。
普段は、もう使っていない携帯(バッテリーを外したもの)を与えていたが、既に飽きている。
母Yの携帯の電源を切って渡すと、かなり熱中しておとなしくしてくれるので、やむを得ず。
したらば、あっという間に電源の入れ方を取得してしまった。
おまけに、父Jの携帯に電話までかけていた。
更には、父J宛てにメールも打ちかけていた。
恐るべし。


新兵器として、父Jが太陽電池で動く大き目の電卓を与えたら、ヒット。
電磁波も出ないし、乾電池を使っていないから誤飲の心配もないし、これはいい。
ボタンがいっぱいあるし、画面もあるし、赤ちゃんが好きそうな要素満載。
これでしばらくもってくれるといいのだけれど。


夜、お風呂の後で、授乳前に母Yがトイレに行く時、背中の痛みもあるので、
ゲンキをベッドに置いたまま、用を足しに行くことにした。
ゲンキッキ、お母さん、ちっちしてくるからね。
いつものように両手をあげて「一緒に行くから抱っこして」のポーズ。
ゲンキッキ、お母さん、背中が痛いから、湯冷めしないようにタオルでくるんだゲンキッキを抱っこして
ちっちするのは無理なんだ。
一緒に行けないとわかり、泣きそうなゲンキ。
メリーさんのくまちゃん回してあげるから、くまちゃんと一緒に待っててくれるかい?
くまちゃんが止まる前に戻ってくるから。
メリーを回すと、じっと母Yを見ている。
よし、頑張るんだよ。


普段は母Yが戸を開けた時点で泣くのだが、今日はじっと見ているだけ。
ダッシュで階段を下りて用を済ませて戻ってきた時も、同じポーズで待っていた。
しかも泣いてない。この数ヶ月で初めてだ。
えらい!ゲンキッキ、よく頑張ったね〜。
お母さん、約束守ったよ。くまちゃん、止まってないもんね。
戻るなり、抱っこのポーズ。
ゲンキはゲンキなりに、状況を察して頑張ったらしい。
この調子で、少しずつ後追いが減るといいのだけれど。