日頃の行い

毎日、食べることに真剣なゲンキだが、真剣すぎていろいろ細かい。


前に食べているものが口に入っているのに、母Yが気づかずスプーンを差し出すと、
「まだ食べてるんだから!」とばかりに振り払われる。
ゲンキッキ、お母さん、ちょっと間違っただけじゃないか〜。
そんな邪険にしなくても。ぐすん。


また、その時その時で食べたい順番があるらしく、
母Yが違うものを口に運ぶと「それじゃない!」と手で拒否される。
3回連続でおかずを要求したりするので、ご飯も食べなきゃダメだよ〜と言って
ご飯を差し出しても「う〜!(違う!)」と別の皿を指差す。
初めは好き嫌いが始まったのかと思ったが、ゲンキの指示通り(苦笑)にスプーンを運ぶと、
いずれすべてちゃんと食べてくれるので、おとなしく従うことにした。
ただし、大好物の果物を先に見せると、果物から先に食べたがるので、
果物は食事が終わってから出すようにしている。
最近は、柿が好き。
旬のものは、やはり美味しいらしい。
柿は食べ過ぎると身体を冷やすから、ほどほどにね。


以下、母Yのビョーキニッキの続きです。
まだ喘息継続中。
今日、耳鼻科で処方箋を出してもらい、麦門冬湯を再び入手。
薬だけ出してもらうなら、断然近所の耳鼻科のほうが早い。
ここの耳鼻科はオンラインで診療予約も出来るし(それでも待ち時間が発生する時もあるけれど)、
先生(女医さん)も的確で親切だし、受付も看護婦さんもみんな女性で優しい。
もっぱら、かかりつけになりつつある。
もちろん、ゲンキが病気の時は小児科に行くけれども。


今日、耳鼻科に行った目的は処方箋だけじゃないんだ。
週末、口の中をひどく火傷して、食事もままならない。
いつ火傷したのかも覚えていない。
土曜の夜には、食事がつらくなっていた。
水もお茶もしみる。
日曜の夕方、風邪撃退のため焼肉屋に行ったものの、
食べるのに、いつもの3倍くらい時間がかかって、量が食べられなかった。
次回リベンジだ。
ちなみに、最近カルビを卒業して、ロースに目覚めた父Jと母Y。


焼肉不足だったのか、月曜の朝になっても全然良くならないので、
処方箋のついでに耳鼻科で診てもらうことにしたのだが。
「ずいぶんひどくやっちゃいましたねえ」と先生。
やっぱり。
「かなり範囲も広いですしねえ・・・これ、1週間くらいかかりますよ」
えええ、そんなに。
「気休めですけど、口内炎用の絆創膏を出しておきます」
すみません。
「熱いものでも食べたんですか?」
それが覚えてないんですよ。
「味見しました?」
あ、味見ならいつもしてます。
「直接やっちゃダメですよ。ちゃんとお皿に取ってね。お母さんたち、よくやっちゃうんですよ」
あ〜、たぶんそれです。それ以外にない。
ゲンキの離乳食の味見、スプーンですくって、直接やっちゃってた。
不精してると、こういうことになるんだ。まったく。


おまけに、今日は午前中に整形外科にも行った母Y。
昨日の夕方から、右ひざの側面が痛み出して、階段の上り下りもしんどい。
何が起きたのかと考えてみたら、木曜に冷蔵庫の引き出しで強打したことを思い出し、
地元の整形外科を初受診した。
ちょい年配の男性の院長先生。物静かで丁寧だった。
念のため、レントゲンを撮ってもらったが、異常なし。
最近のレントゲンってすごいのね。
PCに取りこんで、部位の拡大とか、明度の調節とか、自由自在。
画面でいろいろ細かく見せてくれる。
おいらの骨、意外としっかりしてるじゃないの。


「この通り、どこにも異常は見られませんので、時間の経過を待つしかないですね。
 気休めですが、シップ貼っておきましょう」
すみません。でも先生、こんなに時間が経ってから痛みが出るってことあるんですか?
「そうですねえ、ぶつかってから疼痛物質に変わるまでにどれだけ時間がかかるかは、
 そのケースによって違います。骨にはまったく異常ありませんから、心配はないです。
 ま、それだけ強打したってことでしょう」


発熱と喘息と打ち身と火傷と。
1週間で3軒も医者に行っちまったい。
こういうの、何ていうか知ってるよ。
日頃の行いっつうんだ。
「お祓いでも行きますか」と父J。
いえ、これは自分のせいなので、自分で改めます。