熱下がる、が

咳悪化で喘息気味。
ゲンキニッキじゃなくて、母Yのビョーキニッキになってきた。
読みに来て下さっている皆さん、すみません。


過去2回の風邪の経験を省みて、2日間で完璧に平熱に戻せたのはよかった。
やっぱり早めに漢方を飲んだのが効いたのだろう。
奈良に帰省する前に、耳鼻科で念のため処方箋を書いてもらって、薬のストックを持っていたのが幸いした。
これから風邪のシーズン、調子を崩してから、赤ちゃん連れで病院に行くのは危険すぎる季節。
授乳中のお母さんたちは先手必勝ですよ。
おいらも今回でストックが切れたから、また処方箋書いてもらわないと。


体調の悪い時に限って、父Jの仕事が忙しい。
連日、来客。
ゲンキが午前中の昼寝をしているうちに、掃除を済ませねばならない。
掃除が終わるか終わらないかのタイミングでゲンキが目覚めて、お昼の離乳食。
離乳食後、ひと遊びして、午後の昼寝の隙に台所を片付けたり、洗濯物を取り込んだり、
午前中に届いた宅配の食材をしまったり。
できれば少しでも一緒に横になりたいが間に合わず、ゲンキ目覚める。
さすがに病み上がりで電池切れ。
ゲンキッキ、ごめんよ。
お母さん、ちょっとお休みさせておくれ。


上半身を起こした状態で、壁際のクッションに寄りかかってしばし休憩。
ゲンキはあれこれとおもちゃを持ってくるが、母Yの反応が鈍いので、ひとりで遊び始める。
たまに目を開けると、母Yの周りにどんどんおもちゃが集まってきていて、
おまけに衣装ボックスから母YのTシャツが集中攻撃をうけてポイポイされているが、
とりあえず今は見えてないふり、見えてないふり。
そのままゲンキは母Yを30分ほど放置していてくれた。ありがとう。
そろそろ我慢の限界が来たらしく、絵本を持ってくる。
喉が枯れていて声が出ないのだが、ひそひそ声で『ルルちゃんのくつした』を4回読む。


ああ、いかん、夕方の離乳食の時間だ。何も用意がない。
宅配で来ていたかぶで何か作ろう。
とにかくさいの目に切って、ひたひたの野菜スープで煮る。
かぶは火の通りが早くていい。
そこに、牛乳を入れて、ひと煮立ち。
よし、もう柔らかく煮えた。
冷凍の鶏ひき肉を加えて、またひと煮立ち。
スープ鍋から取り出した白菜を細かく切って、同じくスープ鍋の玉ねぎも一緒に入れてしまえ。
沸騰したら、片栗粉でちょっととろみをつけて、かぶのミルク煮の出来上がり。調理時間15分。
鶏のダシが出て、味付けなしでも十分美味しい。
ゲンキも気に入ってくれたようで、完食。
ていうか、これ、大人メニューでもいけるんじゃないか。
しまった、たくさん作って夕食にすればよかった。


離乳食後、喘息の小発作でしばらく動けず。
座って咳き込む母Yの背中に抱きついて大喜びのゲンキ。
母Yが背中をゆすって遊んでくれていると思ったらしい。
構ってあげられなくてゴメンよぅ。
母Yの気持ちなど意に介せず、やたらと楽しそうだ。
時々肩越しに咳き込む母Yの顔をのぞきこんで、きゃはきゃはと笑っている。
そのまま遊んでいてくれ。泣かれるより全然マシだ。
10分ほどでおさまって、何とか復活。
今夜はかなり咳き込みそうだなあ。
また麦門冬湯を飲まねば。


ゲンキの月齢が低い頃に、もっとひどい発作を経験しているせいか、
今のゲンキは母Yがどんなに咳き込もうと、授乳中はごくごくパイを飲み続けるし、
母Yのお腹を枕に寝ている時に激しく咳き込んでも、全然起きない。
ついでに、周りがどんなにうるさくても、昼寝ができる子になってくれた。
まさにケガの功名とはこのことよ。
なんて、言ってる場合じゃないな。早く咳も治そう。