初つかみ食べ

ついに、ついに、ゲンキがつかみ食べをした!
う、う、うれしい(涙)。


今日は父Jがお昼から来客仕事で、昼食を食べ損ねてしまったので、
夕方に遅い昼食というか、早い夕食を2人で食べた。
ゲンキの夕飯には、まだ早い。
が、目の前で父Jと母Yが食事をしていると、たとえ空腹でなくても食べたがるゲンキ。
う〜ん、どうしよう。
我が家定番、ツナとワカメと玉ねぎのパスタ。
こしょうがたっぷりだから、ゲンキには食べさせられない。
あ、そうだ、モリモリからいただいたハイハイン(赤ちゃん用おせんべい)があるぞ。


ゲンキッキ、これ食べてごらん。
サヤちゃんのママからプレゼントにもらったんだよ。
ウチではおやつもらえないから、よかったね〜。
いつものように、小さく割って口に運んであげる。
もぐもぐもぐ。
初めは「何これ?」と顔をしかめたものの、だんだん美味しくなってきたらしく、
ハイチェアから身を乗り出して「もっとくれ!」のアピール。
ゲンキッキ、待っておくれよ〜。お母さんもご飯食べてるんだよ〜。
「待てない!」とばかりに、両手を伸ばしてアピールするゲンキ。


じゃ、これあげるから。
少し大きな塊をゲンキの手に握らせる。
しばらく握りしめてから、おもむろに手を顔へ。
ごつっ。
こぶしが鼻に激突。
ゲンキッキ、何やってるんだい。
おもむろに、こぶしを口の中へ。
おお!食べた!こぶしを。
ゲンキッキ、それ違うと思うよ。
こぶしを出すゲンキ。
じぃーっと手とせんべいを見て、またおもむろにぱくっ。
おお!今度こそせんべいか!
と思ったら、口から出す。
フェイントか。
また口に入れる。
おお!今度はどうだ?
もぐもぐもぐ。
食べた〜〜〜〜!!!!
すごいぞ、ゲンキ!
父Jと2人で盛り上がる。
ゲンキも嬉しそうに笑顔満載。


その後、何度かひと口サイズのかけらを手に渡すと、
何度も口に入れてはしゃぶっていた。
入れたり出したりで、溶けてしまった部分もあったけれど、
基本的に食べ物を手でつかんで口に入れようという意識は芽生えたようだ。
今まで、ずっと失敗し通しだったのに。
すごいぞ、ハイハイン
ありがとう、モリモリ。


この日は、ハイハイン2枚を手掴みで食べて、その後にきなこボーロをあげたら、
2,3粒ほど自分で摘んで食べてくれた。
やっと、やっとだよ。
ゲンキも手で持って食べることができるんだ〜。
すごくほっとした。
これから少しずつ、手づかみ練習していこうね、ゲンキッキ。