二種混合、今月のブレイクタイム、そして立つ

今日は盛りだくさんの1日だった。


ゲンキの風邪は、ほぼ完治したと見受けられるので、
ブレイクタイムの前に、延期していた二種混合の予防接種を受けることに。
かかりつけのY先生は、ブレイクタイムの日は診察がお休みなので、初めてH先生に診察をお願いする。
ついでに、保湿剤の処方箋も出していただいた。
そろそろ乾燥の季節だもんね。


ゲンキは注射が得意だ。
得意っていうのも変だけれど、注射そのものでは、ほとんど泣かない。
注射の前の予備診察と、注射をする時に前向き抱っこすると大泣きするけれど、
注射をしてもらって、普通に抱っこすると、あっという間に泣きやむ。
この点は、本当に助かる。
父Jも母Yも注射嫌いではないので、ゲンキも似てるかも。


予防接種後、10分遅れでブレイクタイムに参加。
今日も溢れんばかりの参加者でいっぱい。
そんな中、ミクシイの病院コミュでコメントを交換したことのあるAYAKOさんが声をかけてくれた。
ゲンキの名前で気づいてくれたそう。
つくづくネットってすごいねえ。
こんな母子ですが、よろしくお願いします。


今日のブレイクタイムは、会場に壁沿いに円陣を組む形で座っていたので、
いつもより話が聞きやすく、有意義なトピック多し。
●誤飲事故を防ぐ基準として、トイレットペーパーの芯に入るサイズのものは避ける。
●食べ物で球面のものは器官をふさぎやすい。豆類などは、必ずカットするように。
水疱瘡おたふく風邪など、ワクチンのあるものは、なるべく予防接種を受けたほうがよい。
 (おたふく風邪などで難聴になるなどの弊害が出る可能性があるから。)
●ある程度大きくなったら、風邪予防に手を洗うようにしたほうがよい。
などなど。
専門医のY先生が、その場で直に回答して下さるので、本当にありがたい。


後半は、すっかり賑やかになって、いつも通りの自由対話。
今回、ゲンキは初めてブレイクタイムの最中に昼寝をしなかった。
というか、動きっぱなしだった。
自分より小さい赤ちゃんのところにいって、おもちゃを取り上げたり、
他のお母さんが調乳中の哺乳瓶を持ち上げようとしたり、
寝ている赤ちゃんに触ろうとしたり。
母Y、謝りっぱなし。
一体どうしたんだ、ゲンキッキ。
こんなに積極的に動くキミは初めて見たぞ。


Y先生にも「あら、ゲンちゃん、起きてるなんて珍しいじゃない」と声をかけられた。
そうなんですよ、先生。
ヘルパンギーナやって、少し大人になったんですかねえ。
なんて、笑って話していたら。
隣に座っていたゲンキが、おもむろに立ち上がった。
かまり立ちじゃなくて、座った状態から、よいしょっとお尻を上げて、
両手でバランスを取りながら、立った。
え?
ゲンキッキ、キミ、立ってるよ、立ってる。
てか、ひとりで立ってる〜〜〜〜!!!!
わ〜〜〜〜!!!!
ゲンキがあまりにも普通に立ったので、ワンテンポ遅れて驚く母Y。


すごいぞ、ゲンキッキ!
会場中のみんなが拍手して祝福してくれる。
ゲンキもすごくうれしそう。
立ったまま、みんなと一緒に拍手。
はははは、自分に拍手してあげてるんだ。
よくがんばったもんね。
ひとしきり、拍手を浴びてから一度座り込んで、しばらくしてから、また立ち上がる。
おお、まぐれじゃなかった!


「これはね、本当にすごいことなのよ。このバランスを取るのが、とっても難しいの」
とY先生。
確かに、上半身を上げる時に両手を広げながら、すごく慎重に起き上がっていた。
よく出来たなあ。
ついに出来たなあ。
いよいよ二本足だ。人間だ。
それにしても、いきなりだった。
どんな拍子で立ち上がろうと思ったんだろう。
ヨ〜コちゃんやサヤちゃんや、他の歩いている友達を見て、自分も!と思ったのだろうか。
不思議だなあ。


「立つ瞬間に立ち会えてよかったね」とサチエ。
うん、よかった。
おいらだけじゃなくて、あんなにたくさんのみんなに立ち会ってもらえて、よかった。
あんなにいっぱい祝福してもらえて、ゲンキは幸せだ。
あの瞬間、初めてひとりで立った時に、たくさんの人がおめでとうの拍手を送ってくれたことは、
きっと、ゲンキの人生の糧になるに違いない。
本当に本当にありがとう。
ゲンキ、今日は記念すべき日になったね。