赤ちゃん英会話

無料体験教室に行ってみた。


といっても、本気で通うつもりはまるでなく。
すっかり人見知りの内弁慶になってしまったゲンキに、
新しい場所や新しい人に触れてほしかったのだった。
本当は児童館のほうがいいのかもしれないけれど、
1歳を目前にして病気をもらうのが怖いので、
二種混合の予防接種が終わるまでは、児童館関係は控えている。
何処に行こうと行くまいと、もらう時はもらっちゃうんだろうけれど。


参加した親子は、ウチを含めて5組。
対象年齢は、0歳児から1歳半まで。
教師は、イギリス人の女性の先生と、アメリカ人の男性の先生。
ベイビークラスだけあって、雰囲気も優しい。
歌をうたったり、ゲームをしたり、指人形劇を見せてくれたりで、
あっという間に30分の体験が終了。
体験後にしつこい勧誘もなく、なかなか楽しかった。
久しぶりに英語で会話して、ちょっとリフレッシュ。
って、おいらが楽しんでどうする。
ゲンキは、最後まで泣きべそ坊主だった。
帰り際に、女性の先生にはやっと笑顔で手を振っていたけれど、
あのグズりかたでは、とても9レッスンに2万円は払えません。
泣き代を払うようなもんだ。
ちなみに、1レッスン30分で、見学有料体験は1000円。
だったら、たまに1000円で見学したほうがお得な気がする。


帰り道の途中、一緒に参加していたお母さんとすれ違い、しばし話しこむ。
「あんなに話せるなら、通う必要ないじゃないですか〜」
いや、おいらのはインチキ英語なんで。
なにせ、テキサスのド田舎で、通りすがりの爺さんに
「おめえさんの英語は訛ってるべ〜」と言われたくらい。
それでも通じてるのだから、よしとしよう。


そのお母さんと話しているうちに、同じ歳ということが発覚。
この歳で第1子を生んだママ友仲間は貴重だ。
さっそく連絡先を交換する。
彼女は、経堂の子育てセンターをよく利用しているとのこと。
イムリーなことに、マサミさんからも子育てセンターの情報がメールで届いていた。
センターは今年出来たばかりで、施設もきれいだし、
プレイルームには複数の保育士さんが常駐しているし、
地元の児童館よりずっと魅力的なんだよね。
まいまい&KCくんと、一度だけ下見したことがあるけれど、
二種混合の予防接種が終わったら、何回か通ってみようか。


ゲンキは、今日も夕方からグズグズ。
昨日ほど強烈ではないものの、初めて離乳食を拒否される。
途中までは食べたが、頑として口を開かない。
気を紛らわせるためのスプーンやフォークもポイポイして泣く。
自分でちょうだいをするくせに、渡すと泣いてポイポイ。
空の器を渡したら、更に激しく泣く。
泣いてはちょうだいをして、また泣いてポイポイ。
う〜む、どういうことなんだ。
まだお腹は空いているはず。
うん?これはもしかして。
お昼の離乳食で、この器に入れて巨峰をあげたことを覚えている?
ためしに、あげてみるか。


巨峰を持ってきた途端、泣き止むゲンキ。
え〜っ、ご飯より巨峰なの〜?
交互に食べさせようとしたが、巨峰では口を開くくせに、ご飯になると手で払いのけてイヤイヤ。
なんだとう〜、この贅沢者め!
ご飯食べないと、栄養取れないよ、ゲンキッキ。
説得するも失敗。
結局、ご飯とおかずは半分残して、巨峰を10粒も食べた。
お腹下っても知らないぞ〜。


あ〜、ついに食べ物の好き嫌いが始まったのか。
冷凍ごはんとおかずが嫌だっただけならばいいのだけれど。
明日は作りたてをあげて、様子を見よう。