ユウちゃんに会いに行く

お腹の中にいた時からのお友達、ユウちゃん。
4月生まれだから、ゲンキより5ヶ月お姉さん。
会うのは2月以来、約半年振り。
すっかり大きくなっているだろうな。


想像はしていたけれど、ユウちゃんは立派な幼児になっていた。
「おとちゃ!」「おかく〜!」とお父さんとお母さんを呼んでいる。
「ユウちゃん、ゲンちゃんなでなでね〜」とお母さんに言われると、ちゃんとゲンキをなでなで。
ゲンキが泣いていると、キティちゃんのぬいぐるみを持ってきて慰めてくれる。
ままごとのティーポットでティーカップに注ぐ真似をして、
お客さんである父Jと母Yに「あい!」と差し出してくれる。
ゲンキが残したロールパンに興味がありそうだったので、
「ユウちゃん、食べていいよ」と声をかけたら、自分で取って、ありがとうのおじぎ。
お昼寝をしているゲンキの横を通る時は、緊張しながら抜き足・差し足・忍び足。
起こさないように、そ〜っとそ〜っと歩いている。


すごい。すごいなあ。
こんなに何でも出来ちゃうんだ。
たった半年会わないだけで、こんなに違うんだ。
心の底から感動。
生まれて3日目に対面したユウちゃんは、ゲンキが生まれた時と同じサイズの小さいさんだった。
もうすぐ1歳半のユウちゃんは、縦横無尽に走り回っていて、
自分より小さなゲンキを思いやる心まで持っている。
ユウちゃんを見ていれば、親であるトモちゃんとダンくんの育て方がわかるよ。
2人とも、おいらたちよりずっと若いのに、本当によく頑張っている。
おいら、弱音吐いていられないなあ。
歳だとか、体力不足だとか、関係ないよなあ。
もっと頑張らないとなあ。


今日もゲンキはお昼寝を1時間しかしなかった。
昨日と同じく、夕食後に眠い眠い大コール。
昨日と同じく、父Jとのシャワーで爆睡。
昨日と同じく、9時過ぎにパイで起きて、授乳後また爆睡。
昨日と違うのは、その後に母Yが原稿を書いている間、目覚めずに寝続けてくれたこと。
おかげで無事に原稿を書き終えて、送信終了。
雑誌にレビューを書いたのは、約3年ぶりじゃなかろうか。
このペースなら、少しずつ復帰してもいいかもしれない。
ゲンキの様子を見ながら、受注量をコントロールしていけば大丈夫じゃない?


なんて思っていたら、会社の元上司から4ヶ月ぶりにメール。
こっちの仕事も、そろそろ動かないといけないようだ。
家事と育児と仕事。しかも複数のクライアント。
超不器用の母Yが、どれもそつなくこなせるわけがない。
さて、どうしようかねえ。