変化いろいろ

ゲンキのグズグズは続いているものの、これが普通だと思えば慣れてきた。


外出も続いたし、ずっとそばにいた父Jが見当たらないせいもあるだろうし、
ゲンキにはゲンキの都合があるのだろう。
とりあえず母Yが同じ部屋の中にいれば満足のようなので、
見守りながら新聞を読む。


ゲンキが生まれてから、TVはほとんど見ていないため、
新聞には意地でも全部目を通すようにしている。
といっても、その日のうちに読めないことがほとんどなので、
前日の新聞とか、前々日の新聞もまとめて読んだりする。
(話が飛ぶけれど、母Yの育った仙台地方では「ほとんど」ではなく「ほどんと」と発音する。
 この発音で、同じ地方の出身かどうかが聞き分けられるので便利。)
母Yが読み終えた新聞を置いて、次の新聞を読み始めると、
ゲンキが近くに寄ってきて、読み終えた新聞を広げて読んでいる。
いや、実際に読めているわけがないのだけれども。
4つ折にしてある新聞をわざわざガサガサ広げて覗きこんでいるので、
まるで読んでいるように見える。
カラー写真のページに興味を持つのはわかるが、
TV欄とか、白黒で字ばっかりのページも、もっともらしい顔をして眺めているのでおかしい。
母Yの真似をしているのかも。


今週に入ってから、午前中の昼寝をしなくなってきた。
今日も、まるで寝る気配なし。
しかし、昼過ぎに抱っこぐずりが始まる。
だから寝ておけばよかったのに〜。
って、数日前も同じこと日記に書いたぞ。
母Yも先が読めてきたので、早めに昼食の準備をして、
本格的にグズる前に食べさせる。
ご飯を食べると復活するらしく、しばらく元気に遊んでから、またグズグズ。
普通に寝かしつけようと思ったが、激しい抵抗に遭って、パイで寝かしつけ。
母Yもついでにひと休みしてから、父Jの昼食の支度を、と思ったら
鍋を火にかけたところでゲンキが目覚めてしまった。
1時間半しか寝ていないぞ。
1回のお昼寝で2時間くらい寝てくれたら、ちょうどいいのになあ。


昨日、難産で開通したお通じ。
今朝も泣きながら何とか出す。
その後は調子が出てきたようで、今日のうんちは計4回。
柔らかめのいいうんちに戻って、ひと安心。
やっぱりいつもの環境だとお通じの調子もよくなるんだなあ。
大人だって、旅行に行ったりすると便秘になるもんね。


日記に書き忘れていたけれど、ポイポイブームが続いている。
もう2週間くらいになるだろうか。
バスケットに入っている紙おむつ(もちろん新しいやつ)も、
洗濯かごに入っている洗濯物も、おもちゃ箱のおもちゃも、
何でもポイポイポイ。
衣装ケースのふたまで開けて、ポイポイポイ。
とにかく中に入っているものを出さないと気が済まない。
できれば、元に戻してくれるとありがたいんだけどねえ。
目の前で片付けると、片付けたそばからまたポイポイポイ。
何回繰り返すか、今度試してみようか。


先日、夜の授乳中に携帯に電話が鳴って、受信を知らせるライトが点滅したのを見て、
ゲンキが初めて指差しをした。
偶然かと思ったら、墓参り帰省の最中にも電気や父Jを指差したりしていたので、
ようやく指差しができるようになってきたようだ。
ついでにチョキも出来つつある。
父Jが「ゲンキ、チョキ〜」と言って指を出すと、ぎこちなく指を動かしながら、
チョキをする。
指が3本立ってしまうことのほうが多いけれど、努力のあとが窺えて微笑ましい。
一人でいる時も、じ〜っと自分の手を見ながら、握ったり、開いたりして、
一生懸命指を動かしている。


毎日、小さな変化がいっぱい。
ひとつひとつ、ゆっくりがんばれ。