歯磨き嫌い

風邪のため、中断していた歯磨きを再開することにした。


なんで風邪で歯磨きを中断する必要があったかというと、
歯磨きしようとすると、ものっすごく不機嫌になって暴れるからだ。
泣くし、騒ぐし、噛まれるし。
本当に嫌いらしい。
体調が悪いのに、無理やり嫌な思いをさせるのもかわいそうだと思い、
不本意ながらガーゼでごしごしする程度に留めていた次第。
それでも、指を入れると思いっきり噛まれてメチャメチャ痛かった。
歯型が残るくらい噛まれる。
ゲンキッキ、頼むからお母さんに優しくしておくれよ。
懇願するも、がぶっ。
いててててて。
この繰り返し。


ゲンキは、歯の生え始めも早かったので(おかげでリガ・フェーデ病なる舌の潰瘍まで患った)、
もはや上下4本ずつ、計8本の歯がしっかり揃っている。
亡きY母が歯医者勤務だったこともあり、母Yは歯のケアは割とマメなほうなので、
ゲンキが嫌がるからといって歯磨きをしないのは、非常に抵抗がある。
8本生え揃ったところで「赤ちゃん用仕上げ磨き歯ブラシ」を使い始めたのだが、
以前の日記にも書いたように、ゲンキの徹底的な抵抗に遭い、断念。
続いて、指サック型のシリコン歯ブラシを購入したものの、
使い始めて間もなく風邪を引いてしまったので、まだお試し段階だった。
ぶり返した鼻水も引いてきたし、いざ歯磨き復活。
さ〜、磨くぜ、ゲンキッキ。


がぶっ。
いててててて。
やっぱり噛むのか。
ちゃんと磨かないと、虫歯になっちゃうぞ〜。
お母さんに協力しておくれ。
「あれ、いつもと感触が違うぞ」みたいな表情で、母Yの指を見るゲンキ。
わ〜、何これ何これ何これ。
目を輝かせて触りまくる。
歯磨き終わったら触らせてあげるから、先に磨かせておくれよ。
聞いちゃいない。
う〜む、何とか気をそらしてみるか。
最近、お気に入りのゲンキ用マグカップ(プラスチック製)を中身なしで渡す。
「わ〜い」という顔でカップを持つ。
よしっ、この隙に。
素早く指を突っ込む。
がぶっ。
いててててて。
ダメか。


そんなこんなで、磨けたような磨けなかったような。
また明日、がんばろう。あきらめないぞ。


ゲンキのたっち練習は続行中。
今日は、手を離して5秒くらいぱちぱち拍手が出来た。
毎日、少しずつだけれど時間が長くなっている。
うんうん、その調子でゆっくりがんばろうね。


父JのノートMacPOWERBOOK G4)は、いよいよ電源すら入らなくなった。
完全にアウトだ。
PCに詳しい知人たちに、データ復旧業者を問い合わせる。
うちひとりが「業者に出す前に、出来る限りの手を打とう」と言って、
仕事先からわざわざ駆けつけてくれた。
なんとありがたいことか。
結果は、残念。
しかし、どうやらハードディスクは生きているらしい。
母Yがネットで業者を探して絞り込んでから、父Jが電話。
明日、持込で診断してもらうことになった。
どうかどうかデータがサルベージできますように。
ゲンキのあんな顔やこんな顔の記録が、ちゃんと残っていますように。


生まれて2ヶ月目くらいまでは、CD-Rに焼いた画像があるが、
その後は何もバックアップを取っていなかった。
業者さんの話によると、Macは画像や音データの保存が増えれば増えるほど、
トラブルが多くなるらしい。
ウインドウズはMacほど壊れやすくないと思うけれど、
みんな、画像のバックアップはしっかり取っておいたほうがいいよ〜。