ぜったい風邪

朝起きたら、ゲンキが鼻水まみれになっていた。


正確に言うと、鼻水まみれになっているゲンキを父Jがきれいにしてくれた。
ほとんど寝ぼけている母Yの目の前に、ずずいと綿棒を差し出して
「ほら、これ見てよ。こんなにいっぱい鼻水詰まってるよ」と言う父J。
いま何時?ていうか、何時から起きてるんですか。
「起きたのは、6時前。いま7時」。
おいらが寝てから、1時間経たないうちに起きたのか〜。
まるで寝てました。無理でした。


今日一日、鼻水を撒き散らしながらクシャミ連発のゲンキ。
咳は昨日よりおさまってきた。
もう絶対に風邪。
普通の風邪と順番が逆なんですけど〜。
気長に治すしかないね。


父Jの話によると、今日ゲンキがつかまり立ちをしながら、2秒ほど両手を離したそうだ。
しかも2回。
いよいよ手離し練習に入ったらしい。
今日もよくコケていたしな。
頼むから、怪我だけはしないでおくれよ。
ゲンキは、父Jか母Yがそばにいると、何かと無茶をする。
親が離れたところにいる時は、不思議と変なことはしない。
これも本能なのだろうか。
面白いなあ。


朝の離乳食で、パンにバナナとヨーグルトを和えて食べさせたら、
水分が少なかったようで、何回もえづいていた。
一緒にあげた人参のスープ(人参はつぶしてある)はするする飲んでいたから、
まだ喉が痛くて固形物がうまく飲み込めないのだろう。
というわけで、昼食では、トマトとしらすとキャベツをだしで煮たものをくずあんかけにして、
かなり柔らかく炊いた軟飯に混ぜたところ、えづくことなく完食。
くずあんは、風邪が治るまで毎日登場だな。
夕食は、ほうれん草の豆乳クリームスープと柔らかめの軟飯。
スープをご飯にかけて、リゾット風に。
途中で眠くなってグズグズだったが、まあまあよく食べてくれた。
父Jがお休みの間は、ゲンキに離乳食を食べさせてくれるので、
その分母Yは準備にいろいろ手がかけられる。
早く風邪が治るように、栄養価の高い、飲み込みやすいメニューを考案せねば。


ちなみに、くずあんも、スープも、毎回ゲンキの分を1人前作っているのだが、
これには「バターウォーマー」が大活躍。
(ここのサイトでセールしていた時に買いました。
http://www.rakuten.co.jp/shokki/476144/572408/#544984
本来は、その名の通り、バターを溶かしたり、紅茶に添えるミルクを温めたりするのに使うもの。
すっごく小さい片手鍋(容量が200ccくらい、小さい湯飲み大)で、ほうろう製なのだが、
とにかく離乳食を作るのに使い勝手がいい。
ガス台の五徳には、小さすぎて乗せられないが、
鍋つかみで柄を持って火にかければ、汁物はあっという間に沸騰する。
これに豆乳を入れて、冷凍のおかゆを入れて温めれば、あっという間に豆乳粥が出来ちゃう。
かなり便利だよ。


今日は、二の丑の日だったので、大人の昼食は鰻丼。
あらかじめ買っておいた冷凍の蒲焼に、お酒をふりかけてからアルミホイルで包んで、
フライパンに乗せて、中火にかける。
途中、何度かたれをかけて、じんわり温めた。
アルミホイルにオイルを塗らなかったので、取り出す時に皮がくっついて苦戦したが、
冷凍とは思えない美味さだった。
さすが四万十川産。
一の丑の日は、近所の鰻屋さんのお弁当をテイクアウトしたのだけれど、
こちらも1人前1900円だけあって、非常に美味だった。
今日の鰻は1尾1300円を2人で分けたので、1人前650円。
なかなかリーズナブルだったな。
この夏は、2回も鰻が食べられて、ちょっと得した気分。
毎年、丑の日にしか鰻を食べないロック一家なのだった。