弟分登場

今日は、会社の元同僚カネやんのお宅に遊びに行った。


カネやんは、母Yより1歳年下で、昨年12月に第1子を出産。
またも同級生だ。
何故か母Yの周りは出産ラッシュで、少子化って何?と思ってしまう。
先日遊びに来てくれた九州在住のマユコさんの話によると、
サヤカちゃんと同じ月齢の友達が同じ町にはいないと言っていたから、
地方と都会のバランスが悪いんだろうな。


カネやんのご子息、ハヤトくんは背が大きくて、体重もゲンキと同じくらい。
いや、体重はハヤトくんのほうが重いかも。
弟分なのに、見た目はほとんど変わりないぞ。
ハヤトくんは、まだ人見知りが始まっていないようで、とってもフレンドリー。
まだハイハイはしないから、うつぶせで足をパタパタさせながら、
ニコニコとゲンキに話しかけてくれるのだけれど、
アウェイでも相変わらずマイペースなゲンキは、ママのカネやんにばかり愛想を振りまいていた。
赤ちゃん同士で遊べるようになるのは、もうしばらく先のことなのかなあ。


カネやんと直接会うのは、一昨年の夏以来だ。
会社の帰りに、代々木のアンコールワットカンボジア料理を食べながら、
仕事のこととか、家庭のこととか、とめどなく語り合った。
当時は、お互いに夫婦2人の気ままな暮らしだったんだよね。
でも、ウチが不妊治療に通っている話をして「子供のことは先送りにしないで、
しっかり夫婦で話し合ったほうがいい、でないと時間をロスるから」と経験から力説した母Yだった。
それから2年近く経って、こうして子連れで会えるとは、感慨深い。


「我が子の可愛さは出産してみないとわからないね」
うんうん。
「産休が終わっても仕事に戻れるのかしら。離れたくないよ〜」
わかるわかる。
「子供が生まれると、価値観変わるよね」
180度違うね。
「わ〜、デジカメで私写さないで!すっぴんなんだから!
自分のこととか、まったく構わなくなっちゃったよ〜」
てか、構ってる暇ないし。
なんて話をつらつらと。
現在進行形で子育てしている者同士ならではのシンパシーもりもり。


楽しい時間はあっという間に過ぎ、慌しく帰途に着く。
途中下車して、以前住んでいた町に立ち寄り。
父Jと待ち合わせして、お隣のナガオおばあちゃんにゲンキを連れてご挨拶。
ナガオさんは、御年84歳でひとり暮らし。
毎春秋には、自分で庭の木に登ってせん定しているほど、お元気。
洗濯物を干そうと思ってベランダに出ると、
木の上にいるナガオさんとばったり顔を合わせたものだった。
よく「息子には内緒にしておいてよ」と言われたっけ。
ゲンキは、ナガオさんのお宅に着く直前に寝入ってしまったけれど、
とても喜んで下さった。
赤ちゃんは、そこにいるだけでも人を幸せにしてくれるんだなあ。
何とかおいとまする直前に目覚めてくれたので、笑顔も見せられてよかった。
次にお会いする時は、歩き回っていることだろう。


しかし、今日のゲンキは全然人見知らなかったなあ。
もしかして、人見知りの時期も一段落したのだろうか。