完治

1ヶ月ぶりの口腔外科。
診察台に座って、前向き抱っこをするなり、ゲンキ大泣き。
しかも、えびぞりで暴れる。
これは、完璧に覚えてるな。


さすがに先生は慣れているので、どんなにゲンキが抵抗してもひるみもせず、
歯科助手さんに頭を押さえてもらって、口をこじあける。
がんばれ、ゲンキ。


ひとしきり、口の中を診ると、先生がひと言。
「はい、完治です」
え、ほんとですか?まだ残っているように見えるんですけど。
「これは、痕になっているだけです。
成長過程でなくなるかもしれないし、時間が経ってみないとわかりません」
そうですかあ。もう次の歯が生えてきているんですけど、また悪化することは?
「ないです」
と、きっぱり。
「歯はどんどん生えてきますからね。あとは噛み傷が出来ることはあっても、潰瘍にはならないでしょう」
ああ、そういうことですかあ。先生のひと言で、安心しました。
専門家がおっしゃるのだから、間違いない。
父Jとお礼を言って、退出。


よかったねえ、ゲンキ。
母Yが舌の裏の異常に気づいてから、もう半年。
やっと完治だ。
大事に至らなくて、本当によかった。


今日のゲンキは、帰宅してからずっと上機嫌。
ゲンキも安心したのかな。


昨日、書き忘れたこと。
床屋で、ひとつ気になって仕方がないことがあった。
それは、おかみさんの歯。
あれは、どう見てもピアス。
しかもダイヤモンド。金の縁取りつき。
ボディピアスしてる人ってたまに見るけど、あの年齢(おそらく50代)で、しかも歯は初めてだ。
ちなみに、親方は耳にピアス。
もしかして、ひとつずつおそろいだったのか?
とても優しくて、親切なご夫婦でした。