初床屋

行ってきました、ゲンキの初床屋。


ニコニコご機嫌でお店に入ったゲンキ。
昨日もおかみさんに会っているので、警戒心がなかったらしい。
散髪台には、母Yが抱っこして座るつもりだったが、
「髪の毛だらけになること、請け合いです」
と、おかみさんに言われる。
母Yが口を開く前に
「じゃあ、僕が抱っこするしかないなあ」
と、あっさり台に座る父J。
座った途端に、ゲンキ激泣き。
口腔外科の診察台と間違っている気が。


その床屋さんは、赤ちゃん筆センターの代理店をしているので、
親方もおかみさんも手馴れたもの。
泣き始めたゲンキを見て、手早く準備を整え、即効でバリカン登場。
慌ててビデオを回す母Y。
どんどん髪の毛が刈られていく。
親方が刈った髪の毛を次々とおかみさんに手渡して、あっという間に赤ちゃん筆用の散髪は終了。
そのままではあまりにアレなので、さらにバリカンとはさみで髪型を整えてくれる。
涙と汗でグショグショになりながら、イヤイヤをするので、顔が髪の毛だらけだ。
自分の髪の毛にまけて、皮膚が赤くなっている。
かなり敏感肌だなあ。
Tシャツを着替えて、頭を流してから、仕上げに首まわりにパウダーをつけてもらう。
わずか15分ほどで、初散髪の全過程を終えた。
その間、ゲンキ爆泣き。
母Yが抱っこした途端に泣きやむ。
こういう時は、ちょっと嬉しい。
ちゃんと母Yをお母さんだと認識してるんだもんね。


いわゆる五分刈りのようなヘアスタイルになったゲンキは、
一休さんというか、マルコメ君というか。
髪が短いと、よけいに目の大きさが目立つ気がする。
マルコメXバージョンも、なかなか可愛い(親馬鹿モード再来)。
どこから見ても男の子になったなあ。
見るからに、いたずら坊主って感じ。
ママ友まいまいは「ゲンキくんってビジュアル系だよね」って言ってたけど、
自衛隊系になってしまった。
夏場は涼しげでいいやね。


赤ちゃん筆は1〜2ヶ月で出来上がるらしい。
軸が桜とか、蒔絵の柄とか、豪華なオプションはいろいろあったけれど、
ゲンキ本人には、それほど喜んでもらえない予感がする。
(実際、父Jは赤ちゃん筆にまったく興味がない。)
女の子なら、紅筆にするとか、可能性はあるんだけどな。
ゲンキを出産した病院では、へその緒がもらえないので、
母Yとしては何か記念の品を取っておきたかったのだよ。


赤ちゃん筆のパンフレットを見ていると、かなり面白い。
金額が高い豪華版にすると、箱にもメッセージが入れられるのだけれど、
サンプルに「我が家の舞姫に」というのがあった。
家が日本舞踊の名取なのだろうか。
軸に入れるメッセージでは「風林火山」とかね。
戦国時代なのか。
メッセージはともかく、軸に生年月日と名前だけは入れたかったので、
シンプルな竹スタンダードの中軸にした。税込8400円也。
楽しみ。


髪を刈ったおかげで、今日の授乳中の汗は激減。
よかったよかった。
明日は、1ヶ月ぶりの口腔外科。
ゲンキの災難は続く。