赤ちゃんサロン

青山にある「こどもの城」で0歳児の親子を対象に行われている「赤ちゃんサロン」に行ってきた。
毎月、病院でやっている「ブレイクタイム」の有料版みたいなイベントだ。


1ヶ月に2回開かれているのだが、12月以来なかなか行けなくて、久しぶりの参加になる。
今日の東京は、めちゃくちゃな天気で、雨かと思えば晴れと思えばくもり、ところころ変わったあげく、
とんでもない大嵐になって、表参道駅で足止めを食ってしまった。
雨が上がってから移動したので、12時半からの催しに13時から参加した。
悪天候だから、少しは空いているかと思ったら、既に満員状態。
サチエ&リュウ親子と会場の隅っこで「なんだかさびしいねえ」と言いながらひっそり参加。
今日はTVの取材が入っていて、何となく落ち着かない雰囲気だった。


初対面の人ばかりなので、自己紹介をしながら周りの人と会話を交わす。
いろいろな人がいて面白い。
サチエは、隣にいた人にやたらと話しかけられて、困り顔をしていた。
「不思議ワールドを展開している人で、会話が成立しなかった」らしい。


赤ちゃんサロンの後、同じ会場で歌のおねえさんがいろいろな歌を唄ってくれるコーナーがあり、
そちらにも参加。
このコーナーは、1歳以上の子供が対象なので、0歳児は柵で囲んだスペースで参加。
赤ちゃんサロンよりも一気に人が減るので、リラックスして参加できる。
ここでも初対面のお母さんたちと話をしながら、唄ったり遊んだりした。
帰り際、スペースに入ってきた女の子連れのお母さんに
「二人目(のお子さん)ですか?」
と話しかけられた。
いいえ、ひとり目ですよ。
「余裕が感じられるので二人目かと…」
そのお母さんは、もうすぐ1歳になる娘さんを相手に、いっぱいいっぱいになっているらしい。
ゲンキを見ながら
「かわいいなあ、いいなあ、この頃が懐かしいなあ」
と連発していた。
今は活発に動き回るようになって、目が離せない状態で気を張っているのだろう。
「どうしたら、そういう余裕が持てるんですか?」
と聞かれたので、歳のせいです、ときっぱり答えた。
本当は、いいかげんな性格のせいなのだけれど。


ブレイクタイムも赤ちゃんサロンも、子供のためというより親のための催しだ。
24時間休みなしの育児は、楽しいけれど疲れも溜まる。
不安もあるし、愚痴もある。
けど、家庭の要である母親が、不安や愚痴を垂れ流すわけにはいかない。
気分転換をしたり、息抜きをしたりする場が必要なんだ。
おいらは、インドア気質を改善ずるために出かけているだけだが(汗)。
もっと、こういう催しを小規模でできないものか。
サチエと相談してみるかなあ。