山小屋でお花見

山小屋じいじのところへ一泊旅行に行ってきた。


じいじと言っても親戚ではなく、元の上司。
50歳で会社を引退して、八ヶ岳の麓の別荘で悠々自適の生活を送っている。
ゲンキには、実のじいじがひとりしかいない上に、まだ会ったことがないので、
年配の男性には耐性がない。
人見知りも始まっているし、もしかしたら大泣きするかも、と思っていたが、
山小屋じいじに抱っこされて、まんざらでもない様子。
2日目にはすっかり慣れて、ニコニコしながらいつまでもおとなしく抱っこされていた。
というか、元上司がこんなに子供好きとは知らなかった。
赤ちゃんは、究極の和み系だなあ。


山小屋じいじが3食とも食事を作ってくれたのだが、料理の腕が上がっていて驚いた。
昼食は、カニ入りトマトソースのショートパスタ、ピリ辛のクリームリゾット。
夕食は、名前のついた牛のお肉と、地物の野菜を暖炉で焼いた炭でバーベキューに。
朝食には、ブレッドメーカーで焼き立てのパンと、パンプキンスープに野菜とベーコンのソテー。
どれも心のこもったおもてなし料理だった。
中でも美味しかったのは、夕食にいただいたお米。
山梨の美味しい水に、南魚沼産コシヒカリ
あまりの美味さに、ひとりで2合たいらげてしまった。
37歳で米2合。それはどうなのか。
父Jから、オバQと呼ばれる意味を実感した母Yであった。