母乳外来

ひと月ぶりの母乳外来。
便秘5日目に突入したおかげか、体重は6520gに。
うち100gは間違いなくうんちであろう。


パイはどうやら飲めているようで、遊び飲みでも60cc。
量的には心配なさそうだ。
しかし、ゲンキは先月に続いてまたも母乳外来で大泣き。
体重を計るために、助産師さんに抱っこされた途端、火がついたように泣く。
その後もなかなか泣き止まず、パイをあげても機嫌はあまり回復しない。
先月同様、しゃくりあげるくらい泣いていた。
どうやら、人見知りは続いているらしい。


母乳外来が終わってから、サチエの家にお邪魔してランチをご馳走になる。
手作りチーズパン、ジャガイモと鳥ひき肉ともやしのオムレツ、野菜のオリーブ焼き。
ヘルシーで美味しい。
おまけに、サチエが自分で焼いたお皿で出してくれた。箸置きまでお手製だ。
サチエは、料理だけでなく、何でもできる。
リュウのニット帽やスタイも手作り。
年齢的な若さもあるけれど、とにかくアクティブ。
出産後も、ママビクスや料理教室など習い事をたくさんしている。
インドアなおいらが、ゲンキを連れて外出するようになったのは、
ひとえにサチエのおかげだ。


2週間ぶりに会ったリュウは、美容院で散髪をして、赤ちゃんではなく幼児っぽくなっていた。
ゲンキより1日弟だけれど、相変わらずリュウのほうが大きくて、しっかりしている。
一番の違いは、手の動き。
リュウは物をしっかり掴むし、指の動きも器用。
おもちゃにも自分から手を伸ばして、積極的に遊んでいる。
ゲンキは、目の前に差し出されないと興味を持たない。
普段から、母Yが何かをするのを見て楽しんでいるほう。
リュウは、自分から動いて遊ぶ。
赤ちゃんも、ひとりひとり個性があって、全然違うんだなあ。


その話を父Jにしたら、
「そっくりじゃないか」
と言われた。そっくりって何が?
「母親に。リュウが何でも自分でするのは、サチエ似。
お母さん(母Yのこと)は何でも人にやってもらうのが好きでしょ」
ああ〜、しまった〜〜。わざわざ、そんなところ似なくても。


ゲンキが生まれて間もなく、3歳の男の子がいる友人から
「子供は親そっくりに育つよ。親以上のことはしないからね。心しておきな」
と言われたことを思い出す。
子は親の鏡とはよく言ったものだ。
子供を育てる前に、自分改革から始めなければならないのか。
気が遠くなる。じゃなくて、いますぐ始めないと手遅れになるってば。