紙オムツvs布オムツ

昨日から、ゲンキのオムツがMサイズになった。
つまり、紙オムツの話。
が、本来ならばウチは布オムツを使っているはずなのだ。
先月、母Yがとんでもない風邪を引いてから、紙オムツに切り替えたままである。
私としては、本当は布に戻したい。すぐにでも。
しかし、我が家は父Jも積極的に育児してくれているので、
彼の意見も尊重するのが道義というもの。


父Jは、決して布オムツに反対しているわけではない。
歓迎しているわけでもないが、12月に布オムツに移行して以来、ずっと協力してくれていた。
問題は、先月の風邪と母Yの疲労
父Jから見ると、布オムツが母Yに負担をかけているのではないかと言う。
そんなことはないと思うのだが。
ただ、風邪を引いている最中に布オムツに戻したら、風邪が悪化したことは確かだ。
風邪っぴきの時に水を使うと、治りが悪くなるからね。
炊事洗濯をすっぱり休んだほうが、回復は早い。
しかし、0歳児がいる家庭でそれは無理。
私の熱が下がった時点で布オムツに戻したかったが、
自分の意志を通すことで、これ以上父Jに迷惑をかけるのはしのびなく、
風邪が完治するまでは、と思い、紙オムツを使い続けていた。


そして3月。確定申告の月。
提出締切はとうに過ぎたというのに、未だ2人とも書き上がっていない。
毎年、この時期は一気に徹夜で仕上げてきた。
昨年は、つわりと花粉症でもんどりうちながらも、父Jの分は間に合わせた。
しかし、0歳児がいる家庭でそれは無理。
そんなわけで、未だ紙オムツ。


紙オムツが嫌なわけじゃないんだ。便利だし、ゲンキも楽そうだし。
家では布オムツでも、夜と外出時は紙オムツだし。
でも、どうも紙オムツは信用できない。安全の匂いがしない。
それは生理用ナプキンも同じ。
すごく便利なんだけど、何処かで身体にストレスがかかっている気がして仕方ない。
洗った布オムツは口にくわえられるけど、紙オムツは新品でも口にするのははばかられる。
薬品の味がする(と思ったということは、くわえたことがあるってことだ)。


学級崩壊やキレる子供たちの問題が表面化してきたのは、
紙オムツ世代になってからではないだろうか。
私たちの世代は、まだ布オムツだった。
何の根拠もないけれど、紙オムツで育った人たちは、感受性が鈍いように思えてしまう。
そして、嫌なこと、不快なことに対して、耐性がない気がする。
それは、濡れたオムツの不快感を知らないことに関係がないとは言えないのではないか。
ただの思い込みかもしれないけれど。


紙オムツだと、おしっこしてもさらさらだから、泣かない子が多い。
ゲンキは布オムツでも紙オムツでも、すぐ換えてくれ〜と騒ぐ。
だから、あまり紙オムツのメリットはない。
うんちの時に服を汚さないで済むくらいかな。
だったら、いくらでも洗濯しちゃる。と母は思う。
本人はどっちがいいんだろう。聞けるものなら聞いてみたい。


もう少し暖かくなったら、着替えで風邪引くこともないだろうし、布に戻したいなあ。
オーガニックコットンで作った布オムツだし。
せっかく大親友のF姐さんが、体調不良を我慢して縫ってくれた大事なオムツだもん。
しっかり使いたい。
こっそり4月中の復帰を狙おう。