母Y偏頭痛の発作

年に1,2回ある偏頭痛の大発作が起きてしまった。


この発作が起きると、普通の頭痛薬では効かないので、
病院で点滴を打ってもらうしかないのだが、とてもゲンキを連れて病院に行くのは無理だ。
ひとりなら、発作がおさまるまでひたすら寝ていればいいけれど、1歳児がいるとそうはいかない。
散歩にも連れて行かねばならないし、ご飯もしっかり3食食べさせてやらねばならない。
こんな日に限って、父Jの仕事の来客があるので、掃除もせねばならない。
午前中は何とか頑張って、ゲンキを寝かしつけてから掃除もして、とりあえず昼寝中のゲンキの横で寝る。


が、1時間ほどして目覚めたら、ますます頭痛が悪化していて、もはや起き上がれない。
遊んでほしいゲンキは、泣きながら母Yの身体の上を登ったり下りたり。
腕や腹の上を象のおもちゃや木製の自動車が走っていくが、反応できず。
運良く、父Jのお客様が夕方早くに帰られたので、午後5時過ぎからゲンキを父Jに見てもらう。
仕事がたてこんでいる父Jに迷惑をかけるのは心苦しいが、
偏頭痛の大発作の時は、音も光も匂いもすべて吐き気を催すので、本当に何もできない。
夕飯も作れないので、ゲンキにはレトルトで我慢してもらう。
温めたレトルトを父Jに託し、朝ご飯のお米だけといで、布団に横になる。
お風呂は父Jに入れてもらって、寝かしつけは何とか頑張ってやった。
その間に発作のピークは超えて、吐き気は大分おさまる。
起き上がって、洗い物をして、ちょっと牛乳を飲んで、仕事のメールを打って、宅配の注文までできた。
これなら明日は大丈夫そうだ。


しかし、毎度のことながら自分の体調不良には泣かされる。
近所に身内も居ないし、父Jが休みの時ならいいけれど、仕事が立て込んでいる時は頼るわけにいかない。
こういう時こそ、自治体の支援があったらいいのになあ。
具合が悪い時に連絡すると、ヘルパーさんを派遣してくれるとか。
自治体じゃなくてもいい。有料でいいから、民間でそういうサービスはできないものか。
とてもじゃないけど、こんなんじゃ2人目は無理だとつくづく思う。
とりあえず、近日中に頭痛外来に行って薬を処方してもらわねば。