初めての新幹線

母Yの友人の結婚式に出席するため、親子3人、東京〜仙台日帰りの強行軍。


行きも帰りも、新幹線で多目的室を利用させてもらえたおかげで、
ゆっくり授乳できて、快適な旅だった。
特に行きの新幹線の車掌さんは驚くほど親切で、JRを見直したくなるほど。
ゴールデンウィーク初日で混雑している中、指定席が取れなくてやむを得ず自由席にしたのだが、
デッキや通路にも乗客がいて、多目的室までの移動も大変。
車掌さんがわざわざ部屋まで先導してくれた。
さらに、授乳後は空いている指定席にも案内してくれた。
こんなに親切な人ばかりなら、JRの評判ももっと上がるだろうに。


朝6時起きで、夜7時過ぎには帰宅。
速攻でゲンキを風呂に入れ、8時半には寝付いていた。
考えようによっては、泊まりより楽かもしれない。
それも、父Jの協力があってこそ。
急なお願いを聞いてくれて、本当にありがとう。


花嫁のタカちゃんは、白無垢も色内掛けもとっても似合っていて可愛らしかった。
同じ歳なのに、本当に可愛らしい。高校の頃から全然変わっていない。
タカちゃんは、おとなしいけれど、芯の強い少女だった。
高校の頃、部活でもクラスでも、とにかくケンカっぱやかった母Yを
ここぞという時に止めてくれるのは、タカちゃんだった。
高校3年の時、受験前の自習中に、私語がひどくてあまりにうるさい教室でぶちきれた母Yは、
星一徹ばりに机をひっくり返して怒鳴ったことがあったのだが、
タカちゃんは母Yの身体を羽交い絞めにして教室の外に連れ出した。
あの時、タカちゃんが止めてくれなかったら、たぶん教室の備品を2、3個破損していただろう。
いつも物静かなのに、そういうことがとっさに出来る人。
でも、自分のアピールは控えめ。
大人になっても、浮いた話がひとつもなくてちょっぴり心配だったけど、
とっても優しそうなご主人で安心したよ。
末長くお幸せに。